マーベラス(7844)2023年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)


 

2023年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(マーベラス:PDF)

剰余金の配当に関するお知らせ(マーベラス:PDF)

取締役候補者及び監査役候補者に関するお知らせ(マーベラス:PDF)

支配株主等に関する事項について(マーベラス:PDF)

2023年3月期 決算説明資料(マーベラス:PDF)

2023年3月期 決算説明動画(マーベラス:映像音出ます)

2023年3月期 決算説明動画 説明概要(マーベラス:PDF)

FACTBOOK(2023年3月期)(マーベラス:PDF)

 

<Summary>

■『サクライグノラムス』が想定を大きく下回る推移で減収減益。

3月24日の下方修正時の予想(マーベラス:PDF)とほぼ同じ数字で着地。

■アミューズメントは好調。増収増益。

■2024年度は増収増益予想。

 

■新情報としては、

・アミューズメントマシンの新機種の開発、

『レモンスカッシュスコア』(Official)(原案はマーベラスの人 1月末から公式HPは開いていた)

・MARVELOUS GAME SHOWCASE 2023を5月下旬配信予定

決算説明(P20)(マーベラス:PDF)によると、

今後発売予定のコンシューマゲームの情報や、開発中タイトルなどをご紹介だそうで。

取締役(マーベラス:PDF)は、会長の許田さん、CFOの加藤さん退任(ジー・モード代表取締役社長はそのまま)で、

現執行役員 コーポレートコミュニケーション本部長の野口さんが取締役、

社外取締役には、セガサミーで活躍されていた岡村さんが就任。社内取締役は若い人に入れ替わりましたね。

社外取締役は、ソニーの久夛良木さん(現在はいない)、任天堂の波多野さん、テンセントのShin Jopn Ohさんに続き

今度はセガサミーからとは豪華ですなぁ・・・。

 

<連結経営成績>(累計)

 

売上高

%

営業利益

%

経常利益

%

四半期純利益

%

H27 Q4

26,441

+30.1

4,412

+46.8

4,583

+50.7

2,178

+15.7

H28 Q4

31,820

+20.3

5,418

+22.8

5,228

+14.1

3,602

+65.4

H29 Q4

29,387

△7.6

5,754

+6.2

5,810

+11.1

4,165

+15.6

H30 Q4

25,291

△13.9

5,147

△10.6

5,105

△12.1

3,513

△15.6

2019 Q4

26,777

+5.9

4,706

△8.6

4,791

△6.2

3,351

△4.6

2020 Q4

25,365

△5.3

2,449

△48.0

2,502

△47.8

1,797

△46.4

2021 Q4

25,520

+0.6

4,414

+80.2

4,558

+82.2

3,265

+81.6

                 
2022 Q1

6,473

+38.6

1,464

+64.6

1,474

+65.5

1,074

+81.1

2022 Q2

12,838

+36.3

2,900

+70.7

2,984

+77.7

2,079

+79.2

2022 Q3

18,953

+9.6

4,006

+19.9

4,190

+27.5

2,937

+25.3

2022 Q4

25,728

+0.8

4,600

+4.2

5,054

+10.9

3,817

+16.9

                 
2023 Q1

5,319

△17.8

780

△46.7

1,132

△23.2

752

△30.0

2023 Q2

11,546

△10.1

1,774

△8.8

2,427

△18.7

1,655

△20.4

2023 Q3

18,412

△2.9

3,176

△20.7

3,509

△16.2

2,410

△17.9

2023 Q4 (3Q予想)

25,900

+0.7

4,000

△13.1

4,300

△14.9

2,940

△23.0

2023 Q4
(3月修正)

25,000

△3.5

2,500

△37.5

2,900

△32.6

1,950

△33.7

 2023 Q4

25,341

△1.5

2,488

△45.9

2,931

△42.0

1,925

△49.6

2024 Q4
(予想)

27,000

+6.5

3,500

+40.7

3,600

+22.8

2,520

+30.9 

単位:「百万円」、△はマイナス、%は前年同期との比較、各Qのリンクは各決算へのリンク(Air-be blog内)

 

画像Ver.

marv2023q4

 

<全社:減収減益>

・アミューズメントは好調も、デジタルコンテンツの不振が響き減収減益。

 

<デジタルコンテンツ事業:減収減益>

■コンシューマ部門

・「牧場物語」シリーズの最新作で、2003年に発売された『牧場物語ワンダフルライフ』のリメイク作品である『牧場物語 Welcome!ワンダフルライフ』を2023年1月26日に発売し、好調なセールスを記録

・「ルーンファクトリー」シリーズの最新作で、2009年に発売された『ルーンファクトリー3』のリメイク作品である『ルーンファクトリー3スペシャル』を2023年3月2日に発売

・完全新作ゲーム『DEADCRAFT(デッドクラフト)』を、2022年5月19日に全世界同時に配信開始いたしましたが、目標を下回る販売推移

・国内外でのタイトルのラインナップ不足に加え、特に欧米市場における経済環境の悪化などにより、前期と比べて販売が減少

 

■オンライン部門

・2022年10月20日に配信を開始したスマートフォン向け新作ゲーム『ドルフィンウェーブ』が好調に推移し、下期において大きく業績貢献

・『剣と魔法のログレス いにしえの女神』や『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』、『ブラウザ三国志』といった長期運営タイトルにつきましては、経年により売上が減少したものの、堅実に収益貢献

・2023年2月27日に配信を開始したスマートフォン向け新作ゲーム『サクライグノラムス』が想定を大きく下回る推移となり、ゲーム資産残高を一括償却

 

<アミューズメント事業:増収増益>

・主力であるキッズアミューズメントマシン『ポケモンメザスタ』が、2022年4月に稼動を開始した「スーパータッグ5弾」をはじめ、それぞれ同年7月、9月、11月、2023年2月に稼動を開始した「ダブルチェイン」各弾が非常に好調に推移し、2007年の『ポケモンバトリオ』から展開しているポケモンキッズアミューズメントマシンにおいて、過去最高の売上を達成

・海外展開の『ポケモンガオーレ』におきましても、一部地域で新型コロナウイルス感染症による影響があったものの、概ね順調に推移

 

<音楽映像事業:減収増益>

■音楽映像制作部門

・TVアニメ『デリシャスパーティ♡プリキュア』をはじめとした、プリキュアシリーズのTVアニメや映画、関連イベントのパッケージ商品化を行った

・TVアニメ『アオアシ』を2022年4月より、TVアニメ『吸血鬼すぐ死ぬ2』を2023年1月より放送し、それぞれパッケージ商品化を行った

・アニメ『刀剣乱舞-花丸-』シリーズの新作三部作「特『刀剣乱舞-花丸-』~雪月華~」を2022年5月、7月、9月に、「映画刀剣乱舞」の第2弾となる「映画刀剣乱舞-黎明-」を、2023年3月31日より劇場公開

 

■ステージ制作部門

・「舞台『刀剣乱舞』」、「ミュージカル『テニスの王子様』」、『ワールドトリガー the Stage』、「ミュージカル『憂国のモリアーティ』」等のシリーズ最新公演や、今期の完全新作として、「『東京カラーソニック!!』the Stage」、「舞台『鋼の錬金術師』」等の公演を実施

・パッケージ販売の低下などにより売上が減少いたしましたが、配信収入の増加や、行動制限の緩和による観客動
員の回復傾向、コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金等の計上などにより、前期比で増益

 

 

<通期業績>(太字は4Qアップデート)

■コンシューマゲーム

・2022/5/19~5/20:DEADCRAFT(デッドクラフト)(Nintendo Switch/PlayStation 4・5/Xbox Series X|S・Xbox One/Steam)→ 目標を下回る販売推移

・7/14:ルーンファクトリー5(Steam)

・7/28:牧場物語 オリーブタウンと希望の大地(PlayStation 4)

・10/6:No More Heroes 3(PlayStation 4・5/Xbox Series X|S・Xbox One/Steam)

・2023/1/26:牧場物語 Welcome!ワンダフルライフ(フルリメイク:Nintendo Switch)→好調なセールスを記録

・2023/3/02:ルーンファクトリー3スペシャル(フルリメイク:Nintendo Switch)

 

・2022年 2023/3/16 → 2023/06/01(来期)LOOP8(ループエイト)(Nintendo Switch/PlayStation 4/Xbox One/Steam)

 

■オンラインゲーム

・配信中:剣と魔法のログレス いにしえの女神→ オーバーロードコラボが好評を博した

・配信中:シノビマスター閃乱カグラ NEW LINK→ 新プレイアブルキャラが好評を博した

・配信中:千銃士:Rhodoknight (ロードナイト)→ 収益への貢献は限定的

・今夏→8/10:デジプラコレクション まるごと鉄道!(iOS/Android:子会社ジー・モード配信)→ 配信開始も想定を下回る厳しい立ち上がり

・2022年→10/20~:ドルフィンウェーブ(iOS/Android/DMM:子会社 、HONEY PARADE GAMES配信) → 各ストアのセールスランキングで上位に入るなど、好調なスタート(2Q)→ 好調スタートで収益貢献(3Q)→ 下期において大きく業績貢献(4Q)

2023/2/27~04/28終了:サクライグノラムス → 想定を大きく下回る推移となり、ゲーム資産残高を一括償却

 

■アミューズメント

・稼働中:ポケモンメザスタ → 過去最高の売上を達成(1Q) → 新弾が過去最高売上(2Q) → 好調継続(3Q)→ 「ダブルチェイン」各弾が非常に好調に、推移しポケモンキッズアミューズメントマシンにおいて、過去最高の売上を達成(4Q)

・稼働中:ポケモンガオーレ(海外)→ 一部地域はコロナの影響、その他地域は順調に推移(1Q)

→ 海外『ポケモンガオーレ』は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けていた一部地域の市場の改善によ り、稼動状況が回復(2Q)

一部の地域で新型コロナウイルスによる影響があるものの、それ以外では順調に推移(3Q)

→ 一部地域で新型コロナウイルス感染症による影響があったものの、概ね順調に推移(4Q)

・~8/31:WACCA(サービス終了)

・稼働中:TRYDECK

 

■音楽映像

・4/3~:遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!(TVアニメ)

・4/9~:アオアシ(TVアニメ)

・5月:刀剣乱舞-花丸- ~月ノ巻~(劇場)

・7/8~:刀剣乱舞-花丸- ~月ノ巻~(劇場)

・9/1~:刀剣乱舞-花丸- ~華ノ巻~(劇場)

・9/23~:デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!(劇場)→ 公開10日間で 観興行収入5億円を突破

・10/2 → 2023/春頃に延期:市川三郷ハナミライ-花火*未来-2022(花火)

・10/26・11/23・12/21:デリシャスパーティ♡プリキュア DVD

・10/26:遊☆戯☆王ゴーラッシュ!! Blu-ray&DVD

・10/29・10/30:デリシャスパーティ♡プリキュアLIVE 2022Cheers!DeliciousLIVE Party♡

・12/22:アオアシ Blu-ray&DVD

・2023/1~:吸血鬼すぐ死ぬ2

・2023/2/5~:ひろがるスカイ!プリキュア(TVアニメ)

・2023/3/31~:映画刀剣乱舞‐黎明‐

 

■ステージ部門

・1Q:コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金等の計上(J-LODlive)

・3/19~5/15:舞台 刀剣乱舞 綺伝 いくさ世の徒花

・4/22~5/5:ミュージカル 薄桜鬼 真改 斎藤一 篇

・7/5~7/18:舞台 弱虫ペダル

・7/5~8/28:ミュージカル テニスの王子様 4thシーズン青学vs聖ルドルフ・山吹(一部中止)

・8月:ワールドトリガー the Stage 大規模侵攻編

・8月:ミュージカル 青春-AOHARU-鉄道 ~誰が為にのぞみは走る~

・9月:舞台 刀剣乱舞 綺伝 いくさ世の徒花(Blu-ray/DVD)

・9月:ミュージカル 薄桜鬼 真改 斎藤一 篇(Blu-ray/DVD)

・9月~10月:ダイヤのA The MUSICAL

・10月:ミュージカル『新テニスの王子様』 Revolution Live 2022

・10月~11月:音楽劇 まほろばかなた

・10月~11月:ミュージカル『薄桜鬼』 HAKU-MYU LIVE 3

・11月:舞台 弱虫ペダル The Cadence!(Blu-ray/DVD)

・12月:歌劇 桜蘭高校ホスト部 ƒ

・2023年1月~2月:ミュージカル 憂国のモリアーティ Op.4 -犯人は二人-

・2023年1月~3月:ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン青学vs氷帝(2024年3月期計上)

・2月:東京カラーソニック!! the Stage

・2月:舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語(2024年3月期計上)

・3月:舞台『鋼の錬金術師』(一部2024年3月期計上)

 

■2024年3月期予想

売上高:270億円(+6.5%)

営業利益:35億円(+40.7%)

経常利益:36億円(+22.8%)

当期純利益:25.2億円(+30.9%)

配当:33円(前期と同額)

 

■コンシューマゲーム

・2023/06/01LOOP8(ループエイト)(Nintendo Switch/PlayStation 4/Xbox One/Steam)

・2023/6/27~:牧場物語 Welcome!ワンダフルライフ(北米・欧州・Steam)

・2023/07/13~14:東方シンセカイ(Nintendo Switch/Steam/PlayStation 4・5)

・2023/9/5~:ルーンファクトリー3スペシャル(北米・欧州・Steam)

・2023:ファッションドリーマー(Nintendo Switch)

 

・2023/05/下旬:(「MARVELOUS GAMESHOWCASE 2023」=コンシューマタイトルの今後のラインナップ配信)

■オンラインゲーム

・配信中:ドルフィンウェーブ

・配信中:剣と魔法のログレス いにしえの女神、シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK、ブラウザ三国志などの長期運営タイトル

 

■アミューズメント

・稼働中:ポケモンメザスタ

・稼働中:ポケモンガオーレ(海外)

・2024年度:アミューズメントマシン新機種

 

■音楽映像

・2023/01~:レモンスカッシュスコア

・2023/04~:TVアニメ『女神のカフェテラス』

・2023/09/15:映画「プリキュア オールスターズF」

・2023/10~:「キボウノチカラ~オトナプリキュア‘23~」(大人向けプリキュア)

・2023/春:花火イベント『市川三郷ハナミライ-花火*未来-2022』は開催を断念

 

■ステージ部門

・2023年1月~3月:ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン青学vs氷帝(2024年3月期計上)

・2月:舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語(2024年3月期計上)

・3月:舞台『鋼の錬金術師』(一部2024年3月期計上)

 

・2023/06/02~06/11:『吸血鬼すぐ死ぬ』

・2023/07/15~09/03:「ミュージカル『テニスの王子様』」4thシーズン 青学vs六角

・2023/08/05~08/27:『ワールドトリガー the Stage』B級ランク戦開始編

・2023/08/04~06:舞台『刀剣乱舞』七周年感謝祭 -夢語刀宴會-

・2023/秋:『Dancing☆Starプリキュア』The Stage(「プリキュア」舞台化)

・多数のシリーズ新作公演

 

各セグメントの数字は決算説明資料Fact Sheet決算短信に乗ってる数字で紹介します。クリックで拡大します。

 

marv2023q4_2 marv2023q4_3marv2023q4_4 

marv2023q4_5

 

<前期>

  1Q
(4/1~6/30)
2Q
(4/1~9/30)
3Q
(4/1~12/31)
4Q
(4/1~3/31)
オンラインゲーム関連

1,447

2,954

4,568

6,217

コンシューマゲーム関連

3,051

5,168

6,764

9,192

アミューズメントゲーム関連

1,225

2,830

4,704

6,298

音楽・映像コンテンツ関連

337

644

846

1,466

舞台公演関連関連

410

1,240

2,069

2,553

 

<今期>

  1Q
(4/1~6/30)
2Q
(4/1~9/30)
3Q
(4/1~12/31)
4Q
(4/1~3/31)
オンラインゲーム関連

1,580

3,039

5,821

7,953

コンシューマゲーム関連

1,450

2,998

4,444

6,185

アミューズメントゲーム関連

1,726

4,070

6,047

7,801

音楽・映像コンテンツ関連

213

470

736

1,147

舞台公演関連関連

349

967

1,363

2,253

 

<決算発表とファンクラブライブが重なると死ぬ believeはこう見る>

決算から2日たっての更新、今までの更新ペースから大きく下方修正する結果となり、誠に申し訳ございません。

と会社みたいな挨拶から。

 

素人目から見ても、株主から見ても『サクライグノラムス』は

ホームページ1度見たらお腹いっぱいみたいな感じで、

全然ヒットの雰囲気を感じることはなかったですね~

今さら広井王子とかgumiで続編?の企画が通らなかったやつ?を

マーベラスがお金配信してもまぁ無理っしょって感じですよね。後からはなんとでも言えますけども。

自分たちで作る力もないし、目利き力もないということでどうするんですかね、オンラインゲーム。

 

「ドルフィンウェーブ」みたいな過去コンシューマやアニメなどで作ったものを

オンライン用に持ってくるのはいいアイデアと思うんですけどね。

ずっと前から以前出したIPを活用すればと言っているんですが、あまり使えるIPはないかなぁ・・・?

 

2024年度の業績は、このままポケモン勢いが持続すれば、

利益はほぼポケモンだけで達成できそうな感じの予想だし、

エネルギーコストや会場が足りず、チケット代が上がってるものの舞台は、

この3年分くらいは取り返していきたいよなぁという感じですね。

 

競合大手が「マルチコンテンツ・マルチユース・マルチデバイス」で大きな成功を収めてるなか、

(本当にお手本のようなマリオとか、SPY×FAMILYみたいな素晴らしいマルチユースはいいですね)

新しいIPを続けて作ってはいるものの、自社で開発までやってるタイトルは少なく、

開発側がキモのIPも多いので、自分たちが制御できるIPがないという意味ではマーベラスはどうしたいんだろう?

って感じですね。

 

なんかすごい迷走している感すらあり、取締役はガンガンやめていくし、

(若返りで業績よくなるならいいのですが、腰を据えてた人までどんどんいなくなるし)

制作部隊も売却だったり独立だったり、外から見るとすごく微妙な感じがしています。

実際この数年売上・利益とも伸びてないですしねぇ。どこかの部門が頑張ってはいますけども。

 

自社の主力IPですら外部プロデューサーや外部制作で炎上したのは記憶に新しく、

以前に何十億のプロジェクトが動いてます!みたいなのも出てたけどそれ全部減損損失にならない?

って感じもしつつ・・・。

配当だけの株になってほしくないけれど、うまく回ってないなぁとなんかモヤッとしているのでした。

マーベラス(7844)2023年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)


2021/02/02 Update

四半期報告書-第26期第3四半期(2022年10月1日-2022年12月31日)(マーベラス:PDF)

 

2023/01/31 Post

2023年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(マーベラス:PDF)

通期連結業績予想の修正および期末配当予想に関するお知らせ(マーベラス:PDF)

2023年3月期 第3四半期 決算説明資料(マーベラス:PDF)

2023年3月期 第3四半期 決算説明動画(マーベラス:映像+音出ます)

2023年3月期 第3四半期 決算説明動画 説明概要(マーベラス:PDF)

FACTBOOK(2023年3月期 第3四半期)(マーベラス:PDF)

 

<Summary>

・前回通期予想発表のレンジのほぼ下限で着地見込み。前期と比べると増収減益予想。配当33円配。

・2022 年 10 月 20 日に配信を開始したスマートフォン向け新作アプリ『ドルフィンウェーブ』、およびキッズアミューズメントマシン『ポケモンメザスタ』が好調に推移

・2023 年3月に発売を予定していた新作ゲームソフト『LOOP8(ループエイト)』を、さらなるクオリティアップのため、2023 年6月に発売を延期

・新型コロナウイルスの感染者数が高止まりする中、舞台公演事業の先行きが依然不透明な状況が続いている

 

<連結経営成績>(累計)

 

売上高

%

営業利益

%

経常利益

%

四半期純利益

%

H27 Q4

26,441

+30.1

4,412

+46.8

4,583

+50.7

2,178

+15.7

H28 Q4

31,820

+20.3

5,418

+22.8

5,228

+14.1

3,602

+65.4

H29 Q4

29,387

△7.6

5,754

+6.2

5,810

+11.1

4,165

+15.6

H30 Q4

25,291

△13.9

5,147

△10.6

5,105

△12.1

3,513

△15.6

2019 Q4

26,777

+5.9

4,706

△8.6

4,791

△6.2

3,351

△4.6

2020 Q4

25,365

△5.3

2,449

△48.0

2,502

△47.8

1,797

△46.4

                 
2021 Q1

4,668

+3.3

890

+34.4

891

+44.1

593

+72.8

2021 Q2

9,419

△13.1

1,699

+34.4

1,678

+34.5

1,160

+56.0

2021 Q3

17,292

△6.8

3,340

+58.2

2,286

+53.9

2,344

+75.4

2021 Q4

25,520

+0.6

4,414

+80.2

4,558

+82.2

3,265

+81.6

                 
2022 Q1

6,473

+38.6

1,464

+64.6

1,474

+65.5

1,074

+81.1

2022 Q2

12,838

+36.3

2,900

+70.7

2,984

+77.7

2,079

+79.2

2022 Q3

18,953

+9.6

4,006

+19.9

4,190

+27.5

2,937

+25.3

2022 Q4

25,728

+0.8

4,600

+4.2

5,054

+10.9

3,817

+16.9

                 
2023 Q1

5,319

△17.8

780

△46.7

1,132

△23.2

752

△30.0

2023 Q2

11,546

△10.1

1,774

△8.8

2,427

△18.7

1,655

△20.4

2023 Q3

18,412

△2.9

3,176

△20.7

3,509

△16.2

2,410

△17.9

2023 Q4
(予想)

25,900

+0.7

4,000

△13.1

4,300

△14.9

2,940

△23.0

単位:「百万円」、△はマイナス、%は前年同期との比較、各Qのリンクは各決算へのリンク(Air-be blog内)

 

画像Ver.marv2023q3

 

<全社:減収減益>

・上記のSummaryと同じ。

 

<デジタルコンテンツ事業:減収減益>

■コンシューマ部門

・2021年にNintendo Switch TM向けに発売した『No More Heroes 3』のPlayStation®4/PlayStation®5版、Xbox Series X|S/Xbox One版、Steam®版を10月に発売

・しかしながら、タイトルのラインナップ不足に加え、巣ごもり需要の縮小や経済環境の悪化による欧米市場の販売減により、売上・利益ともに減少

 

■オンライン部門

・2022年10月20日に配信を開始した、「閃乱カグラ」シリーズ等を展開する「HONEY PARADE GAMES(ハニーパレードゲームス)」ブランドのスマートフォン向け新作タイトル『ドルフィンウェーブ』が順調に立ち上がり、好調に推移

・『剣と魔法のログレス いにしえの女神』や『ブラウザ三国志』といった長期運営タイトルにおきましても、経年により売上が減少しつつも、堅調に推移

・一方、一部の既存タイトルについては、想定していた収益が見込めないと判断し、評価減を実施

 

 

<アミューズメント事業:増収増益>

・主力であるキッズアミューズメントマシン『ポケモンメザスタ』において、2022年9月15日より稼動を開始した「ダブルチェイン2弾」が好調に推移

・2022年11月22日より、新弾「ダブルチェイン3弾」の稼動を開始

・海外展開の『ポケモンガオーレ』におきましては、一部地域で新型コロナウイルスによる影響があったものの、その他の地域におきましては順調に推移

 

 

<音楽映像事業:減収増益>

■音楽映像制作部門

・プリキュアシリーズのライブコンサート『デリシャスパーティ♡プリキュア LIVE 2022 Cheers!Delicious LIVE Party♡』を2022年10月に開催

・『遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!』、『デリシャスパーティ♡プリキュア』、『アオアシ』等のTVアニメ作品のパッケージ商品化を行った

 

■ステージ制作部門

・歌劇『桜蘭高校ホスト部』」、「PERSONA5 the Stage」の最新作公演に加え、新規作品として「『ダイヤのA』The MUSICAL」、「音楽劇『まほろばかなた』」の公演を実施
・「ミュージカル『新テニスの王子様』」と「ミュージカル『薄桜鬼』」のライブ公演も実施
・新型コロナウイルス第7波の影響を大きく受けた時期の公演が当四半期計上となり、公演関係者の感染による一部公演の中止等の影響により、売上・利益ともに大きな打撃を受けた

・一方、当期第1四半期において、コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金等を計上したことで、前年同期比で減収増益

 

 

<通期業績予想>(太字は3Qアップデート)

■コンシューマゲーム

・5/19~5/20:DEADCRAFT(デッドクラフト)(Nintendo Switch/PlayStation 4・5/Xbox Series X|S・Xbox One/Steam)→ 目標を下回る販売推移

・7/14:ルーンファクトリー5(Steam)

・7/28:牧場物語 オリーブタウンと希望の大地(PlayStation 4)

・10/6:No More Heroes 3(PlayStation 4・5/Xbox Series X|S・Xbox One/Steam)

・2023/1/26:牧場物語 Welcome!ワンダフルライフ(フルリメイク:Nintendo Switch)

・2023/3/02:ルーンファクトリー3スペシャル(フルリメイク:Nintendo Switch)

・2022年 2023/3/16 → 2023/06/01(来期):LOOP8(ループエイト)(Nintendo Switch/PlayStation 4/Xbox One/Steam)

 

■オンラインゲーム

・配信中:剣と魔法のログレス いにしえの女神→ オーバーロードコラボが好評を博した

・配信中:シノビマスター閃乱カグラ NEW LINK→ 新プレイアブルキャラが好評を博した

・配信中:千銃士:Rhodoknight (ロードナイト)→ 収益への貢献は限定的

・今夏→8/10:デジプラコレクション まるごと鉄道!(iOS/Android:子会社ジー・モード配信)→ 配信開始も想定を下回る厳しい立ち上がり

・2022年→10/20~:ドルフィンウェーブ(iOS/Android/DMM:子会社 、HONEY PARADE GAMES配信) → 各ストアのセールスランキングで上位に入るなど、好調なスタート(2Q)→ 好調スタートで収益貢献(3Q)

・2023年:サクライグノラムス

 

■アミューズメント

・稼働中:ポケモンメザスタ → 過去最高の売上を達成(1Q) → 新弾が過去最高売上(2Q) → 好調継続(3Q)

・稼働中:ポケモンガオーレ(海外)→ 一部地域はコロナの影響、その他地域は順調に推移(1Q)

→ 海外『ポケモンガオーレ』は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けていた一部地域の市場の改善によ り、稼動状況が回復(2Q)

→ 一部の地域で新型コロナウイルスによる影響があるものの、それ以外では順調に推移(3Q)

・~8/31:WACCA(サービス終了)

・稼働中:TRYDECK

 

■音楽映像

・4/3~:遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!(TVアニメ)

・4/9~:アオアシ(TVアニメ)

・5月:刀剣乱舞-花丸- ~月ノ巻~(劇場)

・7/8~:刀剣乱舞-花丸- ~月ノ巻~(劇場)

・9/1~:刀剣乱舞-花丸- ~華ノ巻~(劇場)

・9/23~:デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!(劇場)→ 公開10日間で 観興行収入5億円を突破

・10/2 → 2023/春頃に延期:市川三郷ハナミライ-花火*未来-2022(花火)

10/26・11/23・12/21:デリシャスパーティ♡プリキュア DVD

10/26:遊☆戯☆王ゴーラッシュ!! Blu-ray&DVD

10/29・10/30:デリシャスパーティ♡プリキュアLIVE 2022Cheers!DeliciousLIVE Party♡

12/22:アオアシ Blu-ray&DVD

・2023/1~:吸血鬼すぐ死ぬ2

・2023/2/5:ひろがるスカイ!プリキュア(TVアニメ)

・2023/3/31:映画刀剣乱舞‐黎明‐

 

■ステージ部門

・1Q:コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金等の計上(J-LODlive)

・3/19~5/15:舞台 刀剣乱舞 綺伝 いくさ世の徒花

・4/22~5/5:ミュージカル 薄桜鬼 真改 斎藤一 篇

・7/5~7/18:舞台 弱虫ペダル

・7/5~8/28:ミュージカル テニスの王子様 4thシーズン青学vs聖ルドルフ・山吹(一部中止)

・8月:ワールドトリガー the Stage 大規模侵攻編

・8月:ミュージカル 青春-AOHARU-鉄道 ~誰が為にのぞみは走る~

・9月:舞台 刀剣乱舞 綺伝 いくさ世の徒花(Blu-ray/DVD)

・9月:ミュージカル 薄桜鬼 真改 斎藤一 篇(Blu-ray/DVD)

・9月~10月:ダイヤのA The MUSICAL

・10月:ミュージカル『新テニスの王子様』 Revolution Live 2022

・10月~11月:音楽劇 まほろばかなた

・10月~11月:ミュージカル『薄桜鬼』 HAKU-MYU LIVE 3

・11月:舞台 弱虫ペダル The Cadence!(Blu-ray/DVD)

・12月:歌劇 桜蘭高校ホスト部 ƒ

・2023年1月~2月:ミュージカル 憂国のモリアーティ Op.4 -犯人は二人-

2023年1月~3月:ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン青学vs氷帝

・2月:東京カラーソニック!! the Stage

・2月:舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語

・3月:舞台『鋼の錬金術師』

 

■通期予想

売上高:259億円(+0.7%)

営業利益:40億円(△13.1%)

経常利益:43億円(△14.9%)

当期純利益:29.4億円(△23.0%)

配当:33円(前期と同額)

 

各セグメントの数字は決算説明資料Fact Sheet決算短信に乗ってる数字で紹介します。クリックで拡大します。

 

image

image

image

image

 

<前期>

  1Q
(4/1~6/30)
2Q
(4/1~9/30)
3Q
(4/1~12/31)
4Q
(4/1~3/31)
オンラインゲーム関連

1,447

2,954

4,568

6,217

コンシューマゲーム関連

3,051

5,168

6,764

9,192

アミューズメントゲーム関連

1,225

2,830

4,704

6,298

音楽・映像コンテンツ関連

337

644

846

1,466

舞台公演関連関連

410

1,240

2,069

2,553

 

<今期>

  1Q
(4/1~6/30)
2Q
(4/1~9/30)
3Q
(4/1~12/31)
4Q
(4/1~3/31)
オンラインゲーム関連

1,580

3,039

5,821

 
コンシューマゲーム関連

1,450

2,998

4,444

 
アミューズメントゲーム関連

1,726

4,070

6,047

 
音楽・映像コンテンツ関連

213

470

736

 
舞台公演関連関連

349

967

1,363

 

 

 

<オンライン復調の兆しか・・・?なbelieveはこう見る>

>10 月 20 日に配信を開始した新作オンラインゲーム『ドルフィンウェーブ』の立ち上がりが好調

>先ほども申し上げました通り、新作『ドルフィンウェーブ』がおかげさまで好調なスタートを切っており、大きく収益貢献いたしました。

>これまでのところ、計画を上回るペースで推移しており、今後も長期に渡って、ユーザーの皆様に楽しんでいただけるようなゲームを目指して、運営・育成に取り組んでまいります

決算説明で社長からも上記の通り説明があり、周りの大ヒットと比べてはいけませんが、

オンラインでようやく落ち着ける1本出るって感じでしょうか。

とはいえソーシャルゲーム、稼げる寿命が短くなってきてる気はしますし、

話題性があるものが出るとすぐにユーザーが流出してしまうと厳しい環境が続きます。

1年、2年、3年と勢いが続くのか注目です。

 

『ドルフィンウェーブ』のおかげで『LOOP 8』は延期できたということで、来期頑張ってもらいましょう。

夏の季節に合うゲームなのでいいんじゃないですかね。

 

数字を見ると オンライン↑、コンシューマ↓、アミューズメント↑、音楽映像↓、舞台公演↓で、

新型コロナの5類で舞台の勢いが戻ってくるかも注目ですね・・・。

お客さん側もですが、演者側の環境が厳しいですよね。

以前は音楽映像で以前の数字で21億の利益が出ていたこともあるので(前期利益は5億、今期はここまで3.9億)

音楽映像も正常化するのかどうか・・・でも電気代や会場代高騰でチケット代も上昇しているのでなぁ・・・。

マーベラス(7844)2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)


2022/11/03 Update

四半期報告書-第26期第2四半期(2022年7月1日-2022年9月30日)(マーベラス:PDF)

 

2022/10/31 Post

2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(マーベラス:PDF)

2023年3月期 第2四半期 決算説明資料(マーベラス:PDF)

2023年3月期 第2四半期 決算説明動画(マーベラス:映像+音出ます)

2023年3月期 第2四半期 決算説明動画 説明概要(マーベラス:PDF)

FACTBOOK(2023年3月期 第2四半期)(マーベラス:PDF)

 

<Summary>

・『ポケモンメザスタ』と『ポケモンガオーレ』が好調も、前期の「ルーンファクトリー5」反動で減収減益。

・円安により営業外収益に為替差益6.7億円計上(1Qは3.8億円)

・『デジプラコレクション まるごと鉄道!』を8月 10 日に配信開始も想定を下回る厳しい立ち上がり

・(2Qではないが)『ドルフィンウェーブ』を 10月20日に配信し、各ストアのセールスランキングで上位に入るなど、好調なスタート

・音楽映像では舞台公演関連の補助金の計上があったことや、コロナ禍からの若干の収益改善。

・通期予想は変更なし

・今後の投資計画として、複数事業が連携したプロジェクトの立ち上げや、次世代に向けた既存 IP の新展開を推し進めていきたい

 

 

<連結経営成績>(累計)

 

売上高

%

営業利益

%

経常利益

%

四半期純利益

%

H27 Q4

26,441

+30.1

4,412

+46.8

4,583

+50.7

2,178

+15.7

H28 Q4

31,820

+20.3

5,418

+22.8

5,228

+14.1

3,602

+65.4

H29 Q4

29,387

△7.6

5,754

+6.2

5,810

+11.1

4,165

+15.6

H30 Q4

25,291

△13.9

5,147

△10.6

5,105

△12.1

3,513

△15.6

2019 Q4

26,777

+5.9

4,706

△8.6

4,791

△6.2

3,351

△4.6

2020 Q4

25,365

△5.3

2,449

△48.0

2,502

△47.8

1,797

△46.4

                 
2021 Q1

4,668

+3.3

890

+34.4

891

+44.1

593

+72.8

2021 Q2

9,419

△13.1

1,699

+34.4

1,678

+34.5

1,160

+56.0

2021 Q3

17,292

△6.8

3,340

+58.2

2,286

+53.9

2,344

+75.4

2021 Q4

25,520

+0.6

4,414

+80.2

4,558

+82.2

3,265

+81.6

                 
2022 Q1

6,473

+38.6

1,464

+64.6

1,474

+65.5

1,074

+81.1

2022 Q2

12,838

+36.3

2,900

+70.7

2,984

+77.7

2,079

+79.2

2022 Q3

18,953

+9.6

4,006

+19.9

4,190

+27.5

2,937

+25.3

2022 Q4

25,728

+0.8

4,600

+4.2

5,054

+10.9

3,817

+16.9

                 
2023 Q1

5,319

△17.8

780

△46.7

1,132

△23.2

752

△30.0

2023 Q2

11,546

△10.1

1,774

△8.8

2,427

△18.7

1,655

△20.4

2023 Q4
(予想)

25,000

~28,000

△2.8
~+11.9

4,000
~ 4,600

△13.1
~ 0.0

4,200
~ 4,800

△16.9
~ △5.0

2,940
~ 3,360

△23.0
~△12.0

単位:「百万円」、△はマイナス、%は前年同期との比較、各Qのリンクは各決算へのリンク(Air-be blog内)

 

画像Ver.marv2023q2

 

 

<全社:減収減益>

・上記のSummaryと同じ。

 

<デジタルコンテンツ事業:減収減益>

■コンシューマ部門

・それぞれ2021年にNintendo SwitchTM向けに発売した、『ルーンファクトリー5』のSteam®版を2022年7月14日に、『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』のPlayStation®4版を同年7月28日に発売

・当第2四半期におきましては、マルチプラットフォーム展開以外のタイトルの発売はなく、前年5月に発売し好調な販売を記録した『ルーンファクトリー5』の反動減により、前年同期比で減収減益

 

■オンライン部門

『剣と魔法のログレス いにしえの女神』や『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』において、人気IPとのコラボ施策等を実施したが、経年により売上が減少

・子会社である株式会社ジー・モードより、スマートフォン向けゲームアプリ『デジプラコレクション まるごと鉄道!』の配信を2022年8月10日より開始したが、期待通りの成績を上げることができなかった

 

<アミューズメント事業:増収増益>

・主力であるキッズアミューズメントマシン『ポケモンメザスタ』において、2022年7月7日より稼動を開始した新弾「ダブルチェイン1弾」が非常に好調に推移し、過去最高の売上を更新

・海外展開中の『ポケモンガオーレ』につきましても、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けていた一部地域の市場の改善により、稼動状況が回復

 

<音楽映像事業:減収増益>

■音楽映像制作部門

・劇場版プリキュアの最新作『映画デリシャスパーティ♡プリキュア夢みる♡お子さまランチ!』同時上映『わたしだけのお子さまランチ』が2022年9月23日に公開となり、公開10日間で興行収入が5億円を突破するなど、好調なスタート

・アニメ『刀剣乱舞-花丸-』シリーズの新作三部作の第2弾「特『刀剣乱舞-花丸-』~月ノ巻~」を2022年7月8日より、第3弾「特『刀剣乱舞-花丸-』~華ノ巻~」を同年9月1日より劇場公開

・TVアニメ『デリシャスパーティ♡プリキュア』、TVアニメ『アオアシ』等のパッケージ商品化

 

■ステージ制作部門

・「ミュージカル『テニスの王子様』」、「舞台『弱虫ペダル』」、『ワールドトリガー the Stage』、「ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』」といったシリーズ作品の新作公演を実施した。しかしながら、公演関係者の新型コロナウイルスの感染に伴い、一部の公演が中止

・前年同期に売上計上した「舞台『刀剣乱舞』」大型公演の反動により減収となったが、当期第1四半期において、コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金等を計上したことや、コロナ禍からの若干の収益改善などにより、前年同期比で増益

 

<通期業績予想>(太字は2Qアップデート)

■コンシューマゲーム

・5/19~5/20:DEADCRAFT(デッドクラフト)(Nintendo Switch/PlayStation 4・5/Xbox Series X|S・Xbox One/Steam)→ 目標を下回る販売推移

・7/14:ルーンファクトリー5(Steam)

・7/28:牧場物語 オリーブタウンと希望の大地(PlayStation 4)

・10/6:No More Heroes 3(PlayStation 4・5/Xbox Series X|S・Xbox One/Steam)

・2023/1/26:牧場物語 Welcome!ワンダフルライフ(フルリメイク:Nintendo Switch)

・2023/3/02:ルーンファクトリー3スペシャル(フルリメイク:Nintendo Switch)
・2022年 → 2023/3/16:LOOP8(ループエイト)(Nintendo Switch/PlayStation 4/Xbox One/Steam)

 

■オンラインゲーム

・配信中:剣と魔法のログレス いにしえの女神→ オーバーロードコラボが好評を博した

・配信中:シノビマスター閃乱カグラ NEW LINK→ 新プレイアブルキャラが好評を博した

・配信中:千銃士:Rhodoknight (ロードナイト)→ 収益への貢献は限定的

・今夏→8/10~:デジプラコレクション まるごと鉄道!(iOS/Android:子会社ジー・モード配信)→ 配信開始も想定を下回る厳しい立ち上がり

・2022年→10/20~:ドルフィンウェーブ(iOS/Android/DMM:子会社 、HONEY PARADE GAMES配信) → 各ストアのセールスランキングで上位に入るなど、好調なスタート

 

■アミューズメント

・稼働中:ポケモンメザスタ → 過去最高の売上を達成 → 新弾が過去最高売上

・稼働中:ポケモンガオーレ(海外)→ 一部地域はコロナの影響、その他地域は順調に推移 → 海外『ポケモンガオーレ』は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けていた一部地域の市場の改善により、稼動状況が回復

・~8/31:WACCA(サービス終了)

 

■音楽映像

・4/3~:遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!(TVアニメ)

・4/9~:アオアシ(TVアニメ)

・5月:刀剣乱舞-花丸- ~月ノ巻~(劇場)

・7/8~:刀剣乱舞-花丸- ~月ノ巻~(劇場)

・9/1~:刀剣乱舞-花丸- ~華ノ巻~(劇場)

・9/23~:デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!(劇場)→ 公開10日間で 観興行収入5億円を突破

・10/2 → 2023/春頃に延期:市川三郷ハナミライ-花火*未来-2022(花火)

2023/1~:吸血鬼すぐ死ぬ2

 

■ステージ部門

・コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金等の計上(J-LODlive)

 

・3/19~5/15:舞台 刀剣乱舞 綺伝 いくさ世の徒花

・4/22~5/5:ミュージカル 薄桜鬼 真改 斎藤一 篇

・7/5~7/18:舞台 弱虫ペダル

・7/5~8/28:ミュージカル テニスの王子様 4thシーズン青学vs聖ルドルフ・山吹(一部中止)

・8月:ワールドトリガー the Stage 大規模侵攻編

・8月:ミュージカル 青春-AOHARU-鉄道 ~誰が為にのぞみは走る~

・9月:舞台 刀剣乱舞 綺伝 いくさ世の徒花(Blu-ray/DVD)

・9月:ミュージカル 薄桜鬼 真改 斎藤一 篇(Blu-ray/DVD)

・9月~10月:ダイヤのA The MUSICAL

・10月:ミュージカル『新テニスの王子様』 Revolution Live 2022

・10月~11月:音楽劇 まほろばかなた

・10月~11月:ミュージカル『薄桜鬼』 HAKU-MYU LIVE 3

・11月:舞台 弱虫ペダル The Cadence!(Blu-ray/DVD)

・12月:歌劇 桜蘭高校ホスト部 ƒ

・2023年1月~2月:ミュージカル 憂国のモリアーティ Op.4 -犯人は二人-

・2月:東京カラーソニック!! the Stage

・2月:舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語

3月:舞台『鋼の錬金術師』

 

売上高:250億円~288億円(△2.8~11.9%)

営業利益:40億円~46億円(△13.1~0.0%)

経常利益:42億円~48億円(△16.9~△5.0%)

当期純利益:29.4億円~33.6億円(△23.0~△12.0%)

配当は未定のまま。

 

各セグメントの数字は決算説明資料Fact Sheet決算短信に乗ってる数字で紹介します。クリックで拡大します。

marv2023q2_2 marv2023q2_3

marv2023q2_5

marv2023q2_6

 

<前期>

  1Q
(4/1~6/30)
2Q
(4/1~9/30)
3Q
(4/1~12/31)
4Q
(4/1~3/31)
オンラインゲーム関連

1,447

2,954

4,568

6,217

コンシューマゲーム関連

3,051

5,168

6,764

9,192

アミューズメントゲーム関連

1,225

2,830

4,704

6,298

音楽・映像コンテンツ関連

337

644

846

1,466

舞台公演関連関連

410

1,240

2,069

2,553

 

<今期>

  1Q
(4/1~6/30)
2Q
(4/1~9/30)
3Q
(4/1~12/31)
4Q
(4/1~3/31)
オンラインゲーム関連

1,580

3,039

   
コンシューマゲーム関連

1,450

2,998

   
アミューズメントゲーム関連

1,726

4,070

   
音楽・映像コンテンツ関連

213

470

   
舞台公演関連関連

349

967

   

 

<メメントモリの恩恵を受けたようなそうじゃないようなドルフィンウェーブと感じるbelieveはこう見る>

円安が1ドル150円レベルまで進み、マーベラスレベルでも6.7億円の為替差益。

 

下期に牧場系2本であれば、よほどのことがなければ通期達成は大丈夫そうな気がしますね。

牧場ユーザーの信頼はかなりボトムな気がしますが。

ドルフィンウェーブもフライングスタートみたいな大コケは回避してスタートはよさそうだけど、

いつもここから不具合や運営の不手際で自ら首を締めていくってパターンが多いので注意かなぁと。

やりたいことをやれる技術力とか運営力が乏しいですよね・・・。

私がやっているソーシャルゲームだと定期メンテナンスがにゲームも多いのですが、

新規タイトルならそろそろ定期メンテナンスがないゲームも作ってほしいですね。

 

音楽映像は演者多くて一人ダメだと公演がコケるっていうのがつらいですね。

主演クラスであればダブルキャストなども採用して回避しようとしてるのかなというのがハガレンの舞台かなぁと。

海外も狙えるタイトルな気がするので、タイミングとかがあえばどうかな。そんな余裕あるかな。

 

「今後の投資計画として、複数事業が連携したプロジェクトの立ち上げや、次世代に向けた既存 IP の新展開」という言葉もあったので、うまく事業が絡み合って主力IPが生まれる瞬間を見届けたいなぁと思います。

アニメ or ゲームからの舞台などそろそろ出てきてほしいけど、

アニメは毎期ヒット作は出るもののお金をたくさん使って、丁寧に作られた作品が大前提って感じなので

アニメ事業一歩引いている感じのマーベラスからは期待薄かなぁと。

すでに大手がサイクルで回ってるところに1本だけヒットっていうのはとても難しくなってる気がします。