マーベラス(7844)2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)


2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(マーベラス:PDF)

通期連結業績予想の修正に関するお知らせ(マーベラス:PDF)

役員報酬の減額に関するお知らせ(マーベラス:PDF)

2024年3月期 第3四半期 決算説明資料(マーベラス:PDF)

2024年3月期 第3四半期 決算説明動画(マーベラス:映像+音出ます)

2024年3月期 第3四半期 決算説明動画 説明概要(マーベラス:PDF)

FACTBOOK(2024年3月期 第3四半期)(マーベラス:PDF)

 

<Summary>(になってない)

『LOOP8』、『FREDERICA』、『ファッションドリーマー』不発で2期連続下方修正、配当は33円配維持。

>11 月より発売した今期の最注力タイトル『ファッションドリーマー』につきましては、

>デジタルも含みワールドワイドで 50 万本に迫る売上となりましたが、当初計画からは大幅に下回る結果

『ファッションドリーマー』はジワ売れしてたし、CMもかなり積極的に打っていた印象(日本市場の私の認識)

『わがままファッションガールズモード』の影があったとはいえ(この層にはウケが悪かった)

決算資料によると販売の6割強が海外、

グローバルで50万本なんて合格点出していいのではという感じですが、計画が高すぎたようで届かず。

開発費に見合ったソフト作りが課題でしょうか。

アップデートでバグ出してたので、これも今後の課題ということで。

うーん計画100万本とかですかね・・・

それはちょっと無茶な気がするので、ちょっと計画立てる側に対して不安だなぁ。

 

 

<連結経営成績>(累計)

 

売上高

%

営業利益

%

経常利益

%

四半期純利益

%

H27 Q4

26,441

+30.1

4,412

+46.8

4,583

+50.7

2,178

+15.7

H28 Q4

31,820

+20.3

5,418

+22.8

5,228

+14.1

3,602

+65.4

H29 Q4

29,387

△7.6

5,754

+6.2

5,810

+11.1

4,165

+15.6

H30 Q4

25,291

△13.9

5,147

△10.6

5,105

△12.1

3,513

△15.6

2019 Q4

26,777

+5.9

4,706

△8.6

4,791

△6.2

3,351

△4.6

2020 Q4

25,365

△5.3

2,449

△48.0

2,502

△47.8

1,797

△46.4

2021 Q4

25,520

+0.6

4,414

+80.2

4,558

+82.2

3,265

+81.6

                 
2022 Q1

6,473

+38.6

1,464

+64.6

1,474

+65.5

1,074

+81.1

2022 Q2

12,838

+36.3

2,900

+70.7

2,984

+77.7

2,079

+79.2

2022 Q3

18,953

+9.6

4,006

+19.9

4,190

+27.5

2,937

+25.3

2022 Q4

25,728

+0.8

4,600

+4.2

5,054

+10.9

3,817

+16.9

                 
2023 Q1

5,319

△17.8

780

△46.7

1,132

△23.2

752

△30.0

2023 Q2

11,546

△10.1

1,774

△8.8

2,427

△18.7

1,655

△20.4

2023 Q3

18,412

△2.9

3,176

△20.7

3,509

△16.2

2,410

△17.9

2023 Q4

25,341

△1.5

2,488

△45.9

2,931

△42.0

1,925

△49.6

                 
2024 Q1

6,883

+29.4

531

△31.9

886

△21.7

609

△19.0

2024 Q2

13,999

+21.2

1,153

△35.0

1,646

△32.3

1,110

△33.0

2024 Q3

21,760

+18.2

1,390

△56.2

1,746

△50.2

1,174

△51.3

2024 Q4 (当初予想)

27,000

+6.5

3,500

+40.7

3,600

+22.8

2,520

+30.9

2024 Q4
(今回修正)
28,500 +12.5 2,000 △19.6 2,400 △18.1 1,650 △14.3

単位:「百万円」、△はマイナス、%は前年同期との比較、各Qのリンクは各決算へのリンク(Air-be blog内)

 

画像Ver.

marv2024q3

 

<全社:増収減益>

・コンシューマゲームの新作が国内、海外で複数発売されたことやアミューズメント事業の好調継続、舞台公
演の売上が前期と比べ増加したこと等により、前年同期比増収
・新作ゲームソフトの発売に伴う開発費の計上、増加に比べて、それらの販売が低調な推移となったことなどの影響により、大幅な減益

 

<デジタルコンテンツ事業:増収減益赤字>

■コンシューマ部門

・国内で2023年9月に発売した完全新作RPG『FREDERICA』の北米・欧州・Steam®版を同年10月3日より順次発売

・Nintendo Switch TM 向け完全新作ファッション&コミュニケーションゲーム『ファッションドリーマー』を、2023年11月2日に国内・アジアで、同3日に北米・欧州で発売する等、複数の新作ゲームソフトを国内外で発売
・しかしながら、第1四半期に発売した『LOOP8』の販売不振に加え、これらの新作タイトルの販売が想定を大幅に下回る推移となり、開発費を回収することができず損失を計上

 

■オンライン部門

・前年同期にリリースした『ドルフィンウェーブ』が、開始時の大幅な業績貢献に対する反動減があったものの、引き続き堅調に推移

・『剣と魔法のログレス いにしえの女神』や『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』、『ブラウザ三国志』といった長期運営タイトルにおいては、経年により売上が減少したものの堅実に収益貢献

 

<アミューズメント事業:増収増益>

・主力であるキッズアミューズメントマシン『ポケモンメザスタ』において、「ゴージャススター3弾」を2023年11月22日より稼動開始

・第2四半期に引き続き、イベントへの出展や、他社とコラボレーションした「タグ」の配布キャンペーン等、マーケティング・プロモーション施策を積極的に実施し、非常に好調に推移

・海外展開中の『ポケモンガオーレ』についても好調が継続し、大きく業績貢献いたしました。中国本土において2023年9月26日より稼動開始した、人気作品『NARUTO-ナルト-』を活用した新作アミューズメントマシン『火影忍者 斗牌世界』については、順調に稼動台数を拡大

 

<音楽映像事業:増収増益>

・「プリキュア」シリーズ20周年施策の一つであるオリジナルTVアニメ 『キボウノチカラ~オトナプリキュア'23~』を2023年10月から12月に放送したほか、『ひろがるスカイ!プリキュア』のライブコンサートや、シリーズ初となる舞台化作品で男子プリキュアが活躍する「『Dancing☆Starプリキュア』TheStage」を同年10月から11月にかけて公演

・「ミュージカル『新テニスの王子様』」や「舞台『刀剣乱舞』」、「ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』」等のシリーズ作品の新作公演を実施し好評を博したほか、『映画刀剣乱舞-黎明-』等のパッケージ商品化

・舞台公演関連の補助金等の縮小により利益率は低下したものの、コロナ禍からの回復によりチケットやグッズの販売環境が改善し、前年同期比で増収増益

 

<タイトルラインナップ>

 

<デジタルコンテンツ事業>

■1Q(2023/04~06)

・2023/06:『LOOP8(ループエイト)』→ 目標を下回る販売推移(1Q時)

・2023/06:『牧場物語 Welcome!ワンダフルライフ』の北米・欧州・Steam®版

→好調なセールス(1Q時)

→好調なセールスを継続している(2Q時)

・2023/07:『東方シンセカイ』→ 堅調な販売推移(1Q時)

 

■2Q(2023/07~09)

・2023/08:『OU』

・2023/08:『Ninja or Die: Shadow of the Sun』(Switchは11月)

・2023/09:『ルーンファクトリー3スペシャル』の北米・欧州、Steam®版

・2023/09~10:『FREDERICA(フレデリカ)』

→ 順調に予約が伸びている(1Q時)

→初回出荷分の売上は開発費とともに9月に計上されている(2Q時)

→作品については、一定の評価はいただいておりますので、

国内、海外ともに、この先も長く売れるよう、引き続き販売促進に努めてまいります(2Q時)

 

■3Q(2023/10~12)

・2023/09~10:『FREDERICA(フレデリカ)』

当初の販売計画を下回る推移

・2023/11:『ファッションドリーマー』

→ 順調に予約が伸びている(1Q時)

→ テレビ CM も展開しておりますが、年末年始商戦も見据えて、

より多くのお客様に手に取ってお楽しみいただけるようプロモーションにも力を入れております(2Q時)

デジタルも含みワールドワイドで 50 万本に迫る売上となりましたが、当初計画からは大幅に下回る結果(3Q)

そのうちの6割強が海外販売(3Q)

期待値が高かったため、目標を引き下げる結果となってしまいましたが、ファッションという普遍的なジャンル
を扱っており、ターゲットとなるお客様の裾野も広いタイトルですので、今後も長く売れ続けていくタイトルとし
て期待しておりますし、引き続き売り伸ばしには注力(3Q)

→ 今期においては、ご期待に沿える結果を出すことができませんでしたが、今後の新たな展開も望める新しいI
Pとして、一定の成果、手応えを得ることはできたと考えておりますので、大事に育てていきたい(3Q)

・2023/11:『Cuisineer』

 

・2024?:『NOVA ANTARCTICA』

 

・配信中:『ドルフィンウェーブ』

→ 長期運営タイトルの売上の減少をカバー(1Q時)

→ 開始時の大幅な業績貢献に対する反動減があったものの、引き続き堅調に推移(3Q)

 

2024年配信予定『ビックリマン・ワンダーコレクション』

2024年1月10日発表

 

<アミューズメント事業>

・稼働中:『ポケモンメザスタ』

→ 好調に推移(1Q時)

→ 非常に好調に推移(2Q・3Q時)

 

・稼働中:『ポケモンガオーレ』(海外)

→ 台湾で好調が継続しており、その他地域についても堅調に推移(1Q時)

ポケモン筐体は売上、利益ともに、四半期ベースでは過去最高の業績(2Q期間時)

→ 好調が継続し、大きく業績貢献(3Q)

 

・2023/9/26から稼働:『NARUTO-ナルト-』(中国本土)

→ 順調な立ち上がりとなっており、今後さらに幅広いユーザー層への浸透に向けて取り組む。

今後は、中国以外の地域への展開につきましても検討を進めている(2Q時)

→ 順調に稼動台数を拡大、中国以外の地域への展開も準備を進めている(3Q)

 

<音楽映像事業>

・2023/04~06:TVアニメ『女神のカフェテラス』→ 好評+2期決定

・放送中:『ひろがるスカイ!プリキュア』を始めとした、プリキュアシリーズ

・2023年1月~3月:ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン青学vs氷帝(2024年3月期計上)

・2月:舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語(2024年3月期計上)

・3月:舞台『鋼の錬金術師』(一部2024年3月期計上)

・2023/04:ミュージカル『薄桜鬼 真改』」

・2023/06:「舞台『吸血鬼すぐ死ぬ』」 → 2Q計上予定

・2023/08:舞台『弱虫ペダル』THE DAY 1

・2023/08:舞台『刀剣乱舞』七周年感謝祭 -夢語刀宴會-

・2023/08:『ワールドトリガー the stage』B級ランク戦開始編

・2023/08~09:ミュージカル『憂国のモリアーティ』 Op.5 -最後の事件-

・2023/09:『映画プリキュアオールスターズF』

→ 10 月現在で興行収入 13 億円を突破し、シリーズ史上最高記録を更新(2Q)

・2023/10:TVアニメ『キボウノチカラ~オトナプリキュア'23』

・2023/10:「舞台『刀剣乱舞』」

・2023/10:『ひろがるスカイ!プリキュアLIVE2023』

・2023/10~11:『Dancing☆Starプリキュア』The Stage

→ リピートして観劇されるお客様が多くいらっしゃるなど非常に良い評価(3Q)

・2023/10~11:ミュージカル『新テニスの王子様』The Third Stage

・2023/12:「ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』」

・2023/12:歌劇『桜蘭高校ホスト部』Fine

・2024/01:TVアニメ『望まぬ不死の冒険者』

・2024/01:全プリキュア 20th Anniversary LIVE!

・2024/01:『HIGH CARD the STAGE– CRACK A HAND』

・2024/01~03:ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学vs立海

・2024/02~:『わんだふるぷりきゅあ!』

・2024/03:舞台『弱虫ペダル』THE DAY 2

 

 

各セグメントの数字は決算説明資料に乗ってる数字で紹介します。クリックで拡大します。

marv2024q3_2

marv2024q3_3

↑今までFactSheetに載っていた数字が、決算説明に載るようになりグラフ化されて見やすくなりましたね

 

<ファンションドリーマー50万本近く売れてもダメなの・・・なbelieveはこう見る>

2Q時のコメントが↓です・・・w

<今期はファッションドリーマーが広がるかにかかっているbelieveはこう見る>

ファッションドリーマークリスマスのプレゼントによろしくおねがいします!(買います)

 

『ファンションドリーマー』、あの内容で、グローバル50万本に迫る(そのうち6割強は海外販売)でダメなら

当初予想が高すぎでしょって感じで、無理がありすぎな計画な気がしますね。

私の感覚からすればもっと売れてないと思ったし、

50万本行ってれば業績はクリアできるかなと思っていたけれど、そうか・・・足りないかぁ。

 

この本数なら続編も考えていいと思うけど、次回作は相当頑張らないと

1作目の2~3割しか出なくても驚きではないかなぁという感じですね。

『ファンションドリーマー』はイベントとかコンテンツのアップデートも行っているけれど、

バグを出してましたし、このあたりのノウハウは今後のタイトルにもいかしてほしい。

 

『フレデリカ』はどれくらい未達だったかわからないけど、アンリアルエンジンで作ってみたって感じだったし、

こちらもそんなに本数は見込んでないのかなぁと思っていたけれど。

 

しかし『ファンションドリーマー』より制作費がかけてそうなタイトルが

おそらくSwitch2メインで出てくると思うんですが、私の感覚とマーベラス側の感覚が違いすぎて

あいつらは何本売れる想定で作られているんだ・・・となりますね。

最低ミリオンくらいいかないとダメなタイトルが多い気がするのですが。

任天堂さん!Switch2も外さない感じでお願いします!

(昔からの任天堂の株主でもあるけど、Switch2がSwitchくらい売れていくとしても現状の株価はどうかなぁ・・・と思うのですが、どう展開するのかお手並み拝見)

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