マーベラス(7844)2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
・2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(マーベラス:PDF)
・2023年3月期 第1四半期 決算説明資料(マーベラス:PDF)
・2023年3月期 第1四半期 決算説明動画(マーベラス:映像+音出ます)
・2022年3月期 第1四半期 決算説明動画 説明概要(マーベラス:PDF)
・FACTBOOK(2023年3月期 第1四半期)(マーベラス:PDF)
決算説明資料が牧場デザインに。
<Summary>
・前期の「ルーンファクトリー5」反動で減収減益。
・1Qで円安により営業外収益に為替差益3億 8,000 万円計上。
・音楽映像でコンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金等の計上。
・通期予想はレンジで表記。今期発売の新規オリジナルタイトルのヒット度合いや舞台公演のコロナの影響を配慮。
下期に多くのタイトルがラインナップ。配当は未定のまま。
売上高:250億円~288億円(△2.8~11.9%)
営業利益:40億円~46億円(△13.1~0.0%)
経常利益:42億円~48億円(△16.9~△5.0%)
当期純利益:29.4億円~33.6億円(△23.0~△12.0%)
・今期からデジタルコンテンツ事業、アミューズメント事業、音楽映像事業に変更。
好調なアミューズメント、不調なオンラインの数字が出たり隠れたり。(境目がなくなっていくということでしょうけど)
<連結経営成績>(累計) (↓謎のタグが消えないので次回直します・・・)
売上高 | % | 営業利益 | % | 経常利益 | % | 四半期純利益 | % | |
H27 Q4 | 26,441 | +30.1 | 4,412 | +46.8 | 4,583 | +50.7 | 2,178 | +15.7 |
H28 Q4 | 31,820 | +20.3 | 5,418 | +22.8 | 5,228 | +14.1 | 3,602 | +65.4 |
H29 Q4 | 29,387 | △7.6 | 5,754 | +6.2 | 5,810 | +11.1 | 4,165 | +15.6 |
H30 Q4 | 25,291 | △13.9 | 5,147 | △10.6 | 5,105 | △12.1 | 3,513 | △15.6 |
2019 Q4 | 26,777 | +5.9 | 4,706 | △8.6 | 4,791 | △6.2 | 3,351 | △4.6 |
2020 Q4 | 25,365 | △5.3 | 2,449 | △48.0 | 2,502 | △47.8 | 1,797 | △46.4 |
2021 Q1 | 4,668 | +3.3 | 890 | +34.4 | 891 | +44.1 | 593 | +72.8 |
2021 Q2 | 9,419 | △13.1 | 1,699 | +34.4 | 1,678 | +34.5 | 1,160 | +56.0 |
2021 Q3 | 17,292 | △6.8 | 3,340 | +58.2 | 2,286 | +53.9 | 2,344 | +75.4 |
2021 Q4 | 25,520 | +0.6 | 4,414 | +80.2 | 4,558 | +82.2 | 3,265 | +81.6 |
2022 Q1 | 6,473 | +38.6 | 1,464 | +64.6 | 1,474 | +65.5 | 1,074 | +81.1 |
2022 Q2 | 12,838 | +36.3 | 2,900 | +70.7 | 2,984 | +77.7 | 2,079 | +79.2 |
18,953 | +9.6 | 4,006 | +19.9 | 4,190 | +27.5 | 2,937 | +25.3 | |
2022 Q4 | 25,728 | +0.8 | 4,600 | +4.2 | 5,054 | +10.9 | 3,817 | +16.9 |
2023 Q1 | 5,319 | △17.8 | 780 | △46.7 | 1,132 | △23.2 | 752 | △30.0 |
2023 Q4 (予想) | 25,000 ~28,000 | △2.8 | 4,000 | △13.1 | 4,200 | △16.9 | 2,940 | △23.0 |
単位:「百万円」、△はマイナス、%は前年同期との比較、各Qのリンクは各決算へのリンク(Air-be blog内)
画像Ver.
<全社:減収減益>
・上記のSummaryと同じ。
<デジタルコンテンツ事業:減収減益>
■コンシューマ部門
・マルチプラットフォーム対応の完全新作ゲーム『DEADCRAFT(デッドクラフト)』を、ダウンロード専売タイトルとして2022年5月19日に全世界同時に配信。しかしながら、目標を下回る販売推移
・前年5月に発売し、好調な販売を記録した『ルーンファクトリー5』の反動減により、前年同期比で減収減益
■オンライン部門
剣と魔法のログレス いにしえの女神』のコラボ施策や、『シノビマスター閃乱カグラ NEW LINK』の4.5周年を記念した新キャラクターの追加などが好評を博した
・2021年11月に配信を開始した『千銃士:Rhodoknight (ロードナイト)』におきましては、2022年5月に実施したハーフアニバーサリーイベントでユーザー数・売上が増加いたしましたが、収益への貢献は限定的
<アミューズメント事業:増収増益>
・主力であるキッズアミューズメントマシン『ポケモンメザスタ』において、2022年4月21日より稼動を開始した「スーパータッグ5弾」が非常に好調に推移し、過去最高の売上を達成
・一方で、海外展開中の『ポケモンガオーレ』につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大地域における一部営業
自粛や営業制限実施といった影響が続きましたが、その他の地域におきましては順調に推移
<音楽映像事業:減収増益>
■音楽映像制作部門
TVアニメ「遊戯王」シリーズの最新作『遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!』と、TVアニメ『アオアシ』を2022年4月から放送開始
・アニメ『刀剣乱舞-花丸-』シリーズの新作三部作の第1弾「特『刀剣乱舞-花丸-』~雪ノ巻~」が同年5月20日より劇場公開
■ステージ制作部門
・ミュージカル『薄桜鬼 真改』」、「舞台『刀剣乱舞』」といったシリーズ作品の新作公演を実施
・当第1四半期計上となる公演タイトル数の減少により売上は減少いたしましたが、コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金等の計上などもあり、大幅な増益
<通期業績予想>
■コンシューマゲーム
・5/19~5/20:DEADCRAFT(デッドクラフト)(Nintendo Switch/PlayStation 4・5/Xbox Series X|S・Xbox One/Steam)→ 目標を下回る販売推移
・7/14:ルーンファクトリー5(Steam)
・7/28:牧場物語 オリーブタウンと希望の大地(PlayStation 4)
・10月:No More Heroes 3(PlayStation 4・5/Xbox Series X|S・Xbox One/Steam)
・2022年:LOOP8(ループエイト)(Nintendo Switch/PlayStation 4/Xbox One)
■オンラインゲーム
・配信中:剣と魔法のログレス いにしえの女神→ オーバーロードコラボが好評を博した
・配信中:シノビマスター閃乱カグラ NEW LINK→ 新プレイアブルキャラが好評を博した
・配信中:千銃士:Rhodoknight (ロードナイト)→ 収益への貢献は限定的
・今夏:デジプラコレクション まるごと鉄道!(iOS/Android:子会社ジー・モード配信)
・2022年:ドルフィンウェーブ(iOS/Android/DMM:子会社 、HONEY PARADE GAMES配信)
■アミューズメント
・稼働中:ポケモンメザスタ → 過去最高の売上を達成
・稼働中:ポケモンガオーレ(海外)→ 一部地域はコロナの影響、その他地域は順調に推移
・~8/31:WACCA(サービス終了)
■音楽映像
・4/3~:遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!(TVアニメ)
・4/9~:アオアシ(TVアニメ)
・5月:刀剣乱舞-花丸- ~月ノ巻~(劇場)
・7/8~:刀剣乱舞-花丸- ~月ノ巻~(劇場)
・9/1~:刀剣乱舞-花丸- ~華ノ巻~(劇場)
・9/23~:デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!(劇場)
・10/2:市川三郷ハナミライ-花火*未来-2022(花火)
■ステージ部門(表記がなければステージ)
・コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金等の計上(J-LODlive)
・3/19~5/15:舞台 刀剣乱舞 綺伝 いくさ世の徒花
・4/22~5/5:ミュージカル 薄桜鬼 真改 斎藤一 篇
・7/5~7/18:舞台 弱虫ペダル
・7/5~8/28:ミュージカル テニスの王子様 4thシーズン青学vs聖ルドルフ・山吹(一部中止)
・8月:ワールドトリガー the Stage 大規模侵攻編
・8月:ミュージカル 青春-AOHARU-鉄道 ~誰が為にのぞみは走る~
・9月:舞台 刀剣乱舞 綺伝 いくさ世の徒花(Blu-ray/DVD)
・9月:ミュージカル 薄桜鬼 真改 斎藤一 篇(Blu-ray/DVD)
・9月~10月:ダイヤのA The MUSICAL
・10月~11月:音楽劇 まほろばかなた
・11月:舞台 弱虫ペダル The Cadence!(Blu-ray/DVD)
・12月:歌劇 桜蘭高校ホスト部 ƒ
・1月~2月:ミュージカル 憂国のモリアーティ Op.4
・2月:東京カラーソニック!! the Stage
・ミュージカル 新テニスの王子様 Revolution Live 2022(ライブ公演)
・ミュージカル 薄桜鬼 HAKU-MYU LIVE 3(ライブ公演)
・その他新作舞台作品
売上高:250億円~288億円(△2.8~11.9%)
営業利益:40億円~46億円(△13.1~0.0%)
経常利益:42億円~48億円(△16.9~△5.0%)
当期純利益:29.4億円~33.6億円(△23.0~△12.0%)
配当は未定のまま。
各セグメントの数字は決算説明資料+Fact Sheet+決算短信に乗ってる数字で紹介します。クリックで拡大します。
収益認識関係:数字は累計(単位:百万円)
<前期>
1Q (4/1~6/30) | 2Q (4/1~9/30) | 3Q (4/1~12/31) | 4Q (4/1~3/31) | |
オンラインゲーム関連 | 1,447 | 2,954 | 4,568 | 6,217 |
コンシューマゲーム関連 | 3,051 | 5,168 | 6,764 | 9,192 |
アミューズメントゲーム関連 | 1,225 | 2,830 | 4,704 | 6,298 |
音楽・映像コンテンツ関連 | 337 | 644 | 846 | 1,466 |
舞台公演関連関連 | 410 | 1,240 | 2,069 | 2,553 |
<今期>
1Q (4/1~6/30) | 2Q (4/1~9/30) | 3Q (4/1~12/31) | 4Q (4/1~3/31) | |
オンラインゲーム関連 | 1,580 | |||
コンシューマゲーム関連 | 1,450 | |||
アミューズメントゲーム関連 | 1,726 | |||
音楽・映像コンテンツ関連 | 213 | |||
舞台公演関連関連 | 349 |
決算説明動画 説明概要 から2023年3月期 の取り組み
今期作品については上記の<通期業績予想>欄に記載。
■音楽映像
・将来的には、花火をテーマにしたアニメの制作など、花火を起点とした新たなコンテンツ展開も検討してまいります。
<リアル花火もいいけど、自社コンテンツでも大きい花火を打ち上げてほしいbelieveがこう見る>
株主総会から1ヶ月程度ですが、WACCAが終了の告知が出たり、まさかの花火事業参入だったりと
わりと忙しい感じでしたね。
社長が変わったということで、
・<連結経営成績>の過去分を増やしてみた
・<通期業績予想>欄を記載されているものに加えてわかっているものについては日付順に並べて
決算短信・決算資料にコメントされているものについては記載という形をとってみました。
まだ1Qだけなのにすごく時間かかったし、ログも載せていくとなると1Q~4Qまでの分が残るわけで
すごく縦長になりそうな感じもしますね。まず1年やってみましょうという感じで。
1Qの業績は円安の為替差益(3.8億)と、
コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金等の計上(J-LODlive)のおかげでは?って感じですね。
「ドルフィンウェーブ」は昔コンシューマで出していた「神田川JET GIRLS」の焼き直しって感じで、
完全新作としては弱いかなぁと。ワンチャンあるような市場でもない気がするけれど。
驚いたのが花火事業で、どのくらいの規模を目指しているんだろうとか気になる感じですね。
花火のアニメとか映像映えはするだろうけど未知数って感じ。
最近はドローンを使ったパフォーマンスとかもありますけどねぇ。
あと通期予想ですが、前回は2Qでの開示でしたが、
誰かが株主総会で「取締役の業績連動型賞与」について言ったので1Qで通期予想出してくれましたね。
今のラインナップだけだとわりと強気の予想かなぁという印象。さて何が登場するんでしょう。
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