マーベラス(7844)2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021/08/04 Post
・四半期報告書-第25期第1四半期(2021年4月1日-2021年6月30日)(マーベラス:PDF)
2021/07/30 Post
・2022年3月期 第1四半期 決算説明動画(映像・音出ます)
以上、リンクはマーベラス。
<Summary>
・前期からのコンシューマタイトル『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』、『天穂のサクナヒメ』
5月発売『ルーンファクトリー5』が好調で増収増益(前期は新規タイトル発売なし)
・オンライン事業、音楽映像事業は減収減益だがセグメント段階では黒字。
今回から決算短信(P10)追加された収益認識関係、売上高の説明がすごくわかりやすいですね。
これは欲しかった数字。売上高だけじゃなくて利益もこれで出して。
■全社:増収増益
・コンシューマ事業における新作ゲームソフト販売好調等で、全社では前年同期比増収増益
・オンライン事業は長期運営タイトルが売上減少
・音楽映像事業は新型コロナウイルスの影響により収益減少
■オンライン:減収減益
・長期運営タイトルの経年や競争激化による売上減少で減収減益
・ 『剣と魔法のログレス いにしえの女神』は、4月に実施したコラボ施策が好調となったものの前期には届かず
・ 『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』は、経年や他社タイトルとの競争激化により売上減少
■コンシューマ:増収増益
・『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』の北米・欧州DL版の計上や『ルーンファクトリー5』販売好調で増収増益
・シリーズ最新作『ルーンファクトリー5』を5月発売、セールス好調
・ 昨年11月発売の『天穂のサクナヒメ』は世界累計出荷本数が100万本を突破
・ アミューズメントは緊急事態宣言の影響を受けつつも、主力の『ポケモンメザスタ』が比較的堅調に推移。海外『ポケモンガオーレ』は新型コロナウイルスによる打撃が大きく、一部営業自粛や営業制限実施といった影響が出ている
■音楽映像:減収減益
・新型コロナウイルスの影響を大きく受け減収減益
・前期放送のTVアニメ『ヒーリングっど♥プリキュア』、『アクダマドライブ』、『ミュークルドリーミー』等をパッケージ商品化
・ 舞台公演は、政府・地方自治体の方針や、全国公立文化施設協会のガイドライン等に沿った形でシリーズ作品の新作公演を実施。緊急事態宣言に伴い一部公演が中止になる等、依然厳しい状況が続く
<連結経営成績>(累計)
売上高 | % | 営業利益 | % | 経常利益 | % | 四半期純利益 | % | |
2019 Q4 | 26,777 | +5.9 | 4,706 | △8.6 | 4,791 | △6.2 | 3,351 | △4.6 |
2020 Q1 | 4,518 | △28.2 | 662 | +1.8 | 618 | △11.6 | 343 | △22.0 |
2020 Q2 | 10,836 | △18.6 | 1,264 | △54.3 | 1,247 | △56.5 | 743 | △61.7 |
2020 Q3 | 18,546 | △8.2 | 2,111 | △49.9 | 2,135 | △50.2 | 1,336 | △53.0 |
2020 Q4 | 25,365 | △5.3 | 2,449 | △48.0 | 2,502 | △47.8 | 1,797 | △46.4 |
2021 Q1 | 4,668 | +3.3 | 890 | +34.4 | 891 | +44.1 | 593 | +72.8 |
2021 Q2 | 9,419 | △13.1 | 1,699 | +34.4 | 1,678 | +34.5 | 1,160 | +56.0 |
2021 Q3 | 17,292 | △6.8 | 3,340 | +58.2 | 2,286 | +53.9 | 2,344 | +75.4 |
2021 Q4 | 25,520 | +0.6 | 4,414 | +80.2 | 4,558 | +82.2 | 3,265 | +81.6 |
2022 Q1 | 6,473 | +38.6 | 1,464 | +64.6 | 1,474 | +65.5 | 1,074 | +81.1 |
2022 Q4 | (未定) | (未定) | (未定) | (未定) |
単位:「百万円」、△はマイナス、%は前年同期との比較、各Qのリンクは各決算へのリンク(Air-be blog内)
<画像Ver.>
各セグメントの数字は決算説明資料+Fact Sheet+決算短信に乗ってる数字で紹介します。クリックで拡大します。
再度載せますが、オンライン・コンシューマ・音楽映像の3事業を
さらに部門ごとの数字を載せてくれているので、今後比較するのに有益だと思います。
決算説明資料から 各事業 2022年3月期 2Q以降の取り組み(P9,11,13)
<オンライン事業>
・新作ゲームアプリ『千銃士:Rhodoknight』を今期サービス開始に向け鋭意開発中
・既存タイトルはコラボ施策・周年イベント等で巻き返しを図る
<コンシューマ事業>
・シリーズ最新作『No More Heroes 3』を2021年8月27日に発売予定
・アミューズメントの『ポケモンメザスタ』は7月より新弾「スーパータッグ1弾」の稼動を開始
<音楽映像>
・音楽映像はプリキュア劇場版最新作・新TVシリーズのパッケージ商品等を発売、劇場版次回作を10月公開予定
・ステージは複数公演計画も、4度目の緊急事態宣言に伴い影響再拡大
<連結業績予想などの将来予測情報に関する説明>
・オンラインゲームにつきましては、引き続き既存タイトルの堅調維持に努めるとともに、新作タイトルの立ち上げに注力し、収益拡大を目指してまいります。
・コンシューマゲームにつきましては、シリーズ最新作となる『ルーンファクトリー5』等の販売促進や、リピートの拡販に注力してまいります。アミューズメント及び音楽映像につきましては、新型コロナウイルスの影響が落ち着きつつあったものの、今後の状況次第では再び影響が拡大することが懸念されます。
・ライブエンターテイメントにつきましては、今期も多数の舞台公演の実施を計画しておりますが、感染拡大による観客動員数の制限等の懸念もあり、今後も厳しい状況が続く可能性があります。
・このような状況から、2022年3月期の通期業績見通しにつきましては、新型コロナウイルスによる影響を現段階において合理的に算定することが困難なため、未定とさせていただきました。今後、開示が可能となった時点で速やかに公表させていただきます。
<決算短信より>
・(2)受託ソフトウエア開発に係る収益認識 受託ソフトウエア開発に係る収益に関して、
当連結会計年度より、期間が短くかつ少額なものを除き、
履行義務の充足に係る進捗度(見積総原価に対するは発生原価の割合)に応じ、
一定の期間にわたり収益を認識しております。
<モデルナを2回打ち終わってようやく経済が回せるフェーズになったbelieveがこう見る>
前年の1Q(Air-be blog)はCOVID-19でどうなってしまうんだ・・・という中での決算で、
黒字でまとめてきて、決算前にはTencentとの資本業務提携もあったという状況でしたね。
>今年は『天穂のサクナヒメ』『ルーンファクトリー5』など
>農業で乗り切れるか、農業パワーが炸裂するか・・・今期はマジでキーは農業なのでは?と思っております。
この予想は結果的にバッチリでしたし、この時点でサクナヒメを入れていたのはやるじゃん!って感じですね。
今年の1Qは、『ルーンファクトリー5』があったけれど、
こちらも『牧場物語』と同様ちょっとバグ多めな感じで残念ではありましたが、
それでも売れているのでもったいないなぁ(牧場物語と同じ感想)と思いますが、
HAKAMAに渡してた金額を見ていたので、出来上がりはこんなもんかなって気もします。
お金積めば解決できたとも思わないしなぁ。
あとはカプコンからリリースされている『モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~』を
1作目に続きマーベラスの方で開発をしているようで、
こちらは全世界100万本出荷、かつわりと評判もよいようなので、
そのチーム自社開発で使いませんか?という感じなのですが、
カプコンの調整力もありそうだしなぁとう~んってモヤっとしています。
コーエーテクモやバンダイナムコも任天堂などの受託を行って開発力を付けている気がしますし、
受託をなくせとは言わないですけどね。大手から学べることも多いでしょうし。
契約がどうなってるかはわかりませんが、今後ロイヤリティなども入ってくるのでしょうか。
2Qは『No More Heroes 3』が全世界で発売予定なので、
こちらの出来次第で、今期トイレで一息つけるのか(=萌え~♡)、メッタ斬りにされるのか(=ビーム・カタナ萎え)
CERO Z一発勝負、頼むでSUDA51って感じでしょうか。
COVID-19がなかなか厄介で、しかも若い女性の方が接種を控えたい方が多いみたいなので
(舞台・演劇・ライブ好きな人は接種してくれる方が多いと信じたい)
早くキャパ100%でやりたいですよね。
若い方の接種までもう少し、その後は「狂い咲きの楽園」があると信じたいですね。
『No More Heroes 3』は大丈夫ですよね?ね?・・・ね?
関連記事
コメントはまだありません。