マーベラス(7844)2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
・2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(マーベラス:PDF)
・剰余金の配当に関するお知らせ(マーベラス:PDF)
・役員報酬の減額に関するお知らせ(マーベラス:PDF)
・2020年3月期 決算説明資料(マーベラス:PDF)
・2020年3月期 決算説明動画(マーベラス:音・映像出ます)
・2020年3月期 決算説明動画 説明概要(マーベラス:PDF)
・FACTBOOK(2020年3月期)(マーベラス:PDF)
減収減益も、修正後予想は上回り着地。33円配。
新型コロナウイルスがなければもうちょっと上だったような気もするけど仕方ない。
ステージ公演のパッケージや関連商品の販売減少、
4月と5月に公演を予定していたミュージカルやライブの中止に伴う損失を特別損失=2.25億円として当期に計上。
来期予想・配当は未定。
<連結経営成績>(累計)
売上高 | % | 営業利益 | % | 経常利益 | % | 四半期純利益 | % | |
H29 Q4 | 29,387 | △7.6 | 5,754 | +6.2 | 5,810 | +11.1 | 4,165 | +15.6 |
H30 Q1 | 4,822 | △22.3 | 708 | +11.1 | 711 | +73,4 | 528 | +74.5 |
H30 Q2 | 11,014 | △15.3 | 1,764 | +33.9 | 1,784 | +69.1 | 1,236 | +54.7 |
H30 Q3 | 17,390 | △19.6 | 2,962 | △22.5 | 2,990 | △23.7 | 2,025 | △28.2 |
H30 Q4 | 25,291 | △13.9 | 5,147 | △10.6 | 5,105 | △12.1 | 3,513 | △15.6 |
2019 Q1 | 6,296 | +30.6 | 650 | △8.2 | 699 | △1.6 | 440 | △16.7 |
2019 Q2 | 13,314 | +20.9 | 2,767 | +56.8 | 2,870 | +60.9 | 1,941 | +57.0 |
2019 Q3 | 20,193 | +16.1 | 4,210 | +42.1 | 4,285 | +43.3 | 2,842 | +40.4 |
2019 Q4 | 26,777 | +5.9 | 4,706 | △8.6 | 4,791 | △6.2 | 3,351 | △4.6 |
2020 Q1 | 4,518 | △28.2 | 662 | +1.8 | 618 | △11.6 | 343 | △22.0 |
2020 Q2 | 10,836 | △18.6 | 1,264 | △54.3 | 1,247 | △56.5 | 743 | △61.7 |
2020 Q3 | 18,546 | △8.2 | 2,111 | △49.9 | 2,135 | △50.2 | 1,336 | △53.0 |
2020 Q4 | 25,365 | △5.3 | 2,449 | △48.0 | 2,502 | △47.8 | 1,797 | △46.4 |
2020 Q4 (修正後予想) | 24,000 | △10.4 | 2,300 | △51.1 | 2,300 | △52.0 | 1,500 | △55.2 |
2020 Q4 (修正前予想) | 26,000 | △2.9 | 3,800 | △19.3 | 3,800 | △20.7 | 2,600 | △22.4 |
2021 Q4 | 未定 | 未定 | 未定 | 未定 |
単位:「百万円」、△はマイナス、%は前年同期との比較、各Qのリンクは各決算へのリンク(Air-be blog内)
画像Ver.
各セグメントの数字は決算説明資料+Fact Sheetに乗ってる数字が分かりやすいかなということで
こちらを載せてみます。クリックで拡大します。
各事業 2021年3月期の取り組み
<オンライン事業>
・既存タイトルの売上維持に注力(剣と魔法のログレスいにしえの女神・シノビマスター閃乱カグラNEW LINK)
・新作アプリ『一騎当千エクストラバースト』を配信開始に向けて準備中
・「千銃士」プロジェクトの完全新作ゲーム『千銃士:Rhodoknight』を制作中(配信日未定)
<コンシューマ事業>
・マーベラスUSA・マーベラスEuropeより、 『牧場物語再会のミネラルタウン』を北米・欧州向けに今夏発売予定
・『天穂のサクナヒメ』、『 ルーンファクトリー5』を2020年発売予定
<音楽映像事業>
・TVアニメ『ミュークルドリーミー』、『 啄木鳥探偵處』を4月放送開始、
『ミュークルドリーミー』は新型コロナウイルスの影響で5月放送分より放送延期、
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』は7月放送開始に変更
・ステージは、4月の「ミュージカル『薄桜⻤ 真改』 相馬主計篇」公演中止に続き、
5月の「ミュージカル『テニスの王子様』 コンサートDream Live 2020」の開催も中止、
新作やシリーズ作等複数準備も新型コロナウイルスの状況次第では変更または中止の可能性あり
ESG/SDGsの取り組みは初めて記載された感じ。
<新型コロナウイルスの影響>
・オンライン、コンシューマゲームにおいては、新型コロナウイルスの影響は限定的
・アミューズメントは、国内外の店舗休業による筐体の稼働停止や外出自粛要請によりインカムが大幅に落ち込む等、影響大
・音楽映像・ライブエンターテイメントにおいても大規模イベント自粛要請により、
イベントや舞台等の中止が発生、長期化により影響拡大の懸念
<ミュークルドリーミー全株主が見るようにな believeゆめちゃんはこう見る>
2017年→2018年→2019年→2020年3月期の各セグメントの数字
オンライン :3,271→1,390→1,235→272(単位:百万円)
コンシューマ:2,042→2,969→2,848→2,026
音楽映像 :1,603→2,052→2,102→1,573
まずは前期のおさらいからいくと、
・オンラインは赤字手前まで。
・コンシューマは「牧場物語 再会のミネラルタウン」がかなり伸びたんじゃないかな。
「DAEMON X MACHINA」Windows PC版は結構よかったのでは。
「GranblueFantasy: Versus」さすがCygames様って感じだったのではないでしょうか。
「WACCA」はコロナ前でも苦しい感じだったけど、コロナ後はさらに難しいタイトルな気がしますね。
・音楽映像はアニメに影響が出て、舞台も開催できなくなると誰が予想しただろうか。
2021年3月期は、コンシューマのアミューズメントと音楽映像の舞台・ライブが影響を受ける感じで、
安定した収益を上げてきたアミューズメントと舞台・ライブが影響を受けるわけで、
お世辞にも何かヒットタイトルが出ないと中間・通期ともはいい数字が出てこないでしょうね。
4月・5月の舞台の特別損失が2.25億。最初から中止だとこの特別損失はないのか、今後も発生するのか。
どの業界も厳しいけど、マーベラスはそれでも挽回できる部門はあるのは救いかな・・・。
・影響を受けにくいオンラインもタイトルラインナップからいって、
まぁそこまで期待できるわけでもなく、相変わらず新規タイトルを作るのに苦労している感じ。
テンセントの「牧場物語」が出て、かつ好調に推移すれば・・・みたいな淡い期待。
・コンシューマはどこまで伸びてくるかだけど、
「サクナヒメ」には期待したいところだけど、正直読めないですかね。
あと「ルーンファクトリー5」2020年中に本当に出るんだろうか・・・?という感じ。
「NO MORE HEROES 3」とswitch版の「牧場物語」新作やその他が今期出てくるかでしょうか。
夏~秋以降はアミューズメントは回復してくるだろうけど、またコロナが冬流行とかだと笑えない。
・音楽映像はせっかくオリンピックが2020年夏で終わり、会場も増えてきそうだったのに1年延期で厳しい。
ライブは厳しいだろうけど、ミュージカル/演劇はライブに比べれば可能性はありそうだけど、
それでも集まってしまうので1年は厳しいでしょうね。15億の利益がどこまで落ちるか。
舞台のクラウドファンディング も始まってるけど、配信のチャンネルが増えても難しいよなぁ。
「ミュークルドリーミー」が始まったのはポジティブ。ミュークル楽しいので本当に流行ってほしいなぁ。
「リルリルフェアリル」からのつながりでしょうか。
製作委員会はたぶんサンリオ、テレビ東京、ADKエモーションズ、マーベラス、J.C.STAFF、丸井グループ。
ピンチをチャンスにと行きたいところだけど、シノビマスターな1年になるんじゃないかな。
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