マーベラス(7844)平成29年3月期 第3四半期決算短信 〔日本基準〕 (連結)
・平成29年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(マーベラス:PDF)
・2017年3月期 第3四半期 決算説明資料(マーベラス:PDF)
・2017年3月期 第3四半期 決算説明動画(マーベラス:音+映像出ます)
・2017年3月期 第3四半期 決算説明動画 説明概要(マーベラス:PDF)
・四半期報告書-第20期第3四半期(平成28年10月1日-平成28年12月31日)(マーベラス:PDF)
・FACTBOOK(2017年3月期 第3四半期)(マーベラス:PDF)
3Qなので、決算説明会+質問はなし。
売上高 | % | 営業利益 | % | 経常利益 | % | 四半期純利益 | % | |
H27 Q4 | 26,441 | 30.1 | 4,412 | 46.8 | 4,583 | 50.7 | 2,178 | 15.7 |
H28 Q1 | 8,045 | 69.1 | 1,376 | 109.9 | 1,436 | 121.2 | 992 | 133.9 |
H28 Q2 | 16,447 | 44.4 | 2,841 | 96.0 | 2,793 | 84.5 | 1,910 | 104.4 |
H28 Q3 | 24,229 | 33.1 | 3,972 | 35.8 | 3,940 | 26.6 | 2,690 | 43.5 |
H28 Q4 | 31,820 | 20.3 | 5,418 | 22.8 | 5,228 | 14.1 | 3,602 | 65.4 |
H29 Q1 | 6,203 | △22.9 | 638 | △53.7 | 410 | △71.4 | 303 | △71.4 |
H29 Q2 | 12,999 | △21.0 | 1,317 | △53.6 | 1,055 | △62.2 | 799 | △58.2 |
H29 Q3 | 21,636 | △10.7 | 3,821 | △3.8 | 3,917 | △0.6 | 2,820 | 4.8 |
H29 Q4 (予想) | 34,000 | 6.9 | 6,000 | 10.7 | 5,850 | 11.9 | 4,150 | 15.2 |
単位:「百万円」、△はマイナス、%は前年同期との比較、各Qのリンクは各決算へのリンク(Air-be blog内)
画像Ver.
<オンライン事業>
売上高 | % | 営業利益 | % | 売上高 (QoQ) | % | 営業利益 (QoQ) | % | |
H27 Q4 | 15,379 | - | 3,811 | - | 4,818 | - | 1,404 | - |
H28 Q1 | 5,479 | 106.3 | 1,125 | 184.8 | 5,479 | 121.2 | 1,125 | 133.9 |
H28 Q2 | 10,608 | 73.4 | 2,276 | 103.7 | 5,129 | 48.1 | 1,151 | 59.4 |
H28 Q3 | 15,352 | 45.4 | 3,368 | 39.7 | 4,744 | 6.7 | 1,092 | △15.7 |
H28 Q4 | 19,755 | 28.5 | 4,182 | 9.6 | 4,403 | △8.7 | 814 | △42.1 |
H29 Q1 | 3,717 | △22.9 | 576 | △53.7 | 3,717 | △71.4 | 576 | △71.4 |
H29 Q2 | 7,248 | △31.7 | 956 | △58.0 | 3,531 | △31.2 | 383 | △66.8 |
H29 Q3 | 11,445 | △25.4 | 2,489 | △26.1 | 4,197 | △11.6 | 1,530 | 40.1 |
H29 Q4 (予想) | 非開示 | 非開示 |
単位:「百万円」、△はマイナス累計・QoQの%は前期との比較
・2月でサービス開始から3周年を迎えた主力タイトル「剣と魔法のログレス いにしえの女神」において、新機能の実装や継続的なコラボレーションイベントの実施、3周年記念イベントの実施等により、ユーザーの拡大及び収益の回復に努めた結果、好調に推移
・一方で、同タイトルの中国展開におきましては、当初想定していたような収益が見込めずサービスの中止を決定
・このほか、第2四半期までに、不振タイトルのサービス提供を中止したほか、一部の開発中タイトルの開発を中止し、開発費用を一括計上
<コンシューマ事業>
売上高 | % | 営業利益 | % | 売上高 (QoQ) | % | 営業利益 (QoQ) | % | |
H27 Q4 | 6,376 | - | 502 | - | 1,884 | - | 5 | - |
H28 Q1 | 1,655 | 29.5 | 263 | △11.7 | 1,655 | 29.5 | 263 | △11.7 |
H28 Q2 | 3,741 | 9.1 | 590 | 43.8 | 2,086 | △3.1 | 327 | 289.3 |
H28 Q3 | 5,919 | 31.8 | 653 | 31.2 | 2,178 | 105.0 | 63 | △26.8 |
H28 Q4 | 7,544 | 18.3 | 1,006 | 100.4 | 1,625 | 13.8 | 353 | 70倍 |
H29 Q1 | 1,542 | △6.8 | 123 | △53.0 | 1,542 | △6.8 | 123 | △53.0 |
H29 Q2 | 3,512 | △6.1 | 359 | △39.2 | 1,970 | △5.6 | 236 | △27.9 |
H29 Q3 | 6,498 | 9.8 | 1,197 | 83.3 | 2,986 | 37.0 | 838 | 13.3倍 |
H29 Q4 (予想) | 非開示 | 非開示 |
単位:「百万円」、△はマイナス累計・QoQの%は前期との比較
■自社販売部門
・平成28年11月10日に発売した「Fate/EXTELLA(PS Vita・PS4)」が、シリーズ前作実績を大幅に上回るヒット
・平成28年6月23日に発売した「牧場物語 3つの里の大切な友だち(ニンテンドー3DS)」が順調なセールス
・平成28年7月14日に「UPPERS(アッパーズ)(PS Vita)」を発売
■アミューズメント部門
・新型マシンとして平成28年6月23日より「ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー」を、平成28年7月7日より「ポケモンガオーレ」を、それぞれ稼動開始
<音楽映像事業>
売上高 | % | 営業利益 | % | 売上高 (QoQ) | % | 営業利益 (QoQ) | % | |
H27 Q4 | 4,699 | - | 1,089 | - | 1,533 | - | 352 | - |
H28 Q1 | 912 | 10.5 | 306 | 34.1 | 912 | 10.5 | 306 | 34.1 |
H28 Q2 | 2,101 | 13.9 | 576 | 35.3 | 1,189 | 16.6 | 270 | 37.0 |
H28 Q3 | 2,963 | △6.4 | 797 | 8.1 | 862 | △34.8 | 221 | △29.2 |
H28 Q4 | 4,527 | △3.7 | 1,308 | 20.1 | 1,564 | 2.0 | 511 | 45.1 |
H29 Q1 | 945 | 3.7 | 253 | △17.3 | 945 | 3.7 | 253 | △17.3 |
H29 Q2 | 2,249 | 7.1 | 599 | 4.0 | 1,304 | 9.6 | 346 | 28.1 |
H29 Q3 | 3,709 | 25.2 | 990 | 24.2 | 1,460 | 69.3 | 391 | 76.9 |
H29 Q4 (予想) | 非開示 | 非開示 |
単位:「百万円」、△はマイナス累計・QoQの%は前期との比較
■音楽映像制作部門
・TVアニメ「魔法つかいプリキュア!」等のパッケージ商品化を行ったほか、平成28年7月より当社主幹事TVアニメ「クオリディア・コード」の放送を開始
・平成28年10月よりTVアニメ「刀剣乱舞-花丸-」の放送を開始し、同タイトルのBlu-ray・DVD販売が好調に推移
・加えて、当社ライブラリの映像配信や番組販売等の二次利用収入が好調に推移
■ステージ制作部門
・「ミュージカル『テニスの王子様』」、「舞台『弱虫ペダル』」、「ミュージカル『薄桜鬼』」、「舞台『K』」「超歌劇『幕末Rock』」といったシリーズ作品の新作公演を行い、それぞれ好調に推移
・新作タイトルといたしましては、「舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺」や『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』の公演を行い、それぞれBlu-ray・DVD販売も合わせて大好評
■決算短信より
・為替差益 7400万円(2Qは△2億7600万円)
■決算説明資料より
P4:広告宣伝費 16億5000万円(前年同期:25億3600万円)△8億8600万円
P6:四半期ベースでは過去最高の売上高・営業利益を達成(売上高:86億3700万円、営業利益:25億0300万円)
P13:Fate/EXTELLA 出荷本数22万本(DL含む)
<結果にコミットするマーベラス アニプレックスとノーツに感謝するbelieveアナリストはこう見る>
・予想を上回る決算。
Fate/Go人気で、Fate IPが人気になる中、タイミングバッチリでFate/EXもいろいろ乗らせてもらって
予想を上回る出荷ができました。ありがとうアニプレックス、ノーツ。そして故イメージエポック。
出来がよければもっと上積みは出来たような気がしますし、物足りないと言えば物足りないのですが、
それでも将来に向けて1本発掘出来たのは大きいですね。
もっというと、Fate/GoみたいなアプリをFate/Extraで展開できればもっとよかったですね。
結果論だし、上を見るとみじめになるけど、それでも高いハードルをクリア出来たのは偉い。
・と、コンシューマに目が行きますが、オンラインの利益改善もかなりのもの。
売上はそこまで伸びてないけれど、不振タイトルや開発中止タイトルの整理なども進み
QoQでは過去最高の営業利益とかではないですかね?これが続くのかどうかは謎ですが、
上期に言っていた利益改善が実現していますね。オンラインも一定のレベルまでは来てくれそう。
今発表されている新作タイトルはどれも微妙な感じがするけれど、
大きく1本出すのか、小粒を揃えていくのかとなると市場環境を見ると後者選択って感じですかねぇ・・・。
そろそろ自社IPモノがほしいところではありますが。
ログレス中国はそんなに期待してなくてよかったですねという感じでしょうか。
・音楽映像については、舞台大人気からのパッケージの売上がいい感じで回っていて、
ここについては文句のつけようがないですね。人気作と新作がうまいバランスで回っていくことを期待します。
アニメは人任せで製作委員会に入っているパターンは売れているんだけど、
主幹事制作となるとサッパリなのが続いているので、
主幹事制作アニメなんでこんなうまくいってないの?っていうのはツッコミたいレベルまで来ています。
東京喰種だってクオリディア・コードだって、作画崩壊で自爆しているんですよ。
作画がキレイというのがスタートラインなのに。
そして劇場用アニメではチャンスをものにしている会社も多いのに。
他社のアニメでも間に合わないなどはありますが、それにしても主幹事制作アニメの事故率が高すぎるので、
ここは体制なり出しているお金が少ないなど主幹事制作アニメの根本的な問題が解決できないとダメな気がする。
プロデューサーが悪いのか、原因はどこなの?っていうのが知りたいです。
・と、文句が言えるのも、業績が持ち直して通期予想付近まで行けそうな可能性が復活したから
1ランク上の文句が言えるわけで、うまくマネージメントは出来ていると思いますし、
まだまだ頑張って欲しいけど、ちゃんと結果が出ている作品も作り上げてるわけであまり心配はしていません。
・利益はとても大事だけれど、手堅いだけではなく、
たとえ一時的に業績が多少下になったとしても、冒険した本気の作品が見てみたいなと思うのでありました。
冒険したどれかは大当たりしてほしいですけどね。
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