マーベラスAQL(7844) 2012年3月期 第2四半期決算説明会
2011/11/30 Update
・株式会社マーべラスAQL 2012年3月期 第2四半期決算説明会(マーベラスAQL:音出ます)
・2012 年3 月期 第2四半期決算説明会 質疑応答概要(マーベラスAQL:PDF)
決算説明会については11/23 Postのものをご覧下さい。
動画からの気になる情報を。
☆旧マーベラス
■音楽映像
・プリキュアについては前年に比べると増加している。(!?)
・テニスの王子様については公演数の関係もあるが、前年を若干下回っている。
■デジタルコンテンツ
・上期で7タイトル合計で30万本くらいの出荷を行った。
前年上期はFateと牧場物語という大きなタイトルがあったので前年割れをしている。
☆旧AQインタラクティブ
■ネットワークコンテンツ
・ブラウザ三国志、プラウザプロ野球が好調
■コンシューマゲーム
・コンシューマ市場環境がどんどん厳しくなっているので、AQIとしては開発を中止をした方がいいとの判断。
☆マーベラスAQL
■オンライン
・オンラインについては下期で50億円とかつてない金額。
・収益は来期だが、スマートフォン市場が間違いなく飛躍してくる。来春に向け8タイトルを用意。
・ブラウザ三国志は2年を経過しているが未だ堅調。キャンペーンでさらなる成長を示している。最低でも現在の収益を維持する。
・マーベラスの強力IP「みんなで牧場物語」もモバイルを中心に堅調。
・剣と魔法のログレスはやや堅調に推移しているので、ブラウザ三国志に次ぐタイトルに育てて行きたい。
・スマートフォン&グローバル向けにスーパークリエイターズ企画を仕込み中。
■コンシューマ
・どんなタイトルでもネットワーク対応。コンシューマでも無料で入って後で課金というパターンが出てくるかも。
■音楽映像事業
・プリキュアとテニスの王子様2本柱の維持&収益力の強化。
・女子に人気のあるタイトルを厳選し劇場化、映像化を進めていく。(弱虫ペダル・ペルソナ4)
質疑応答概要のPDFから
>Q1:資料9ページ目に掲載されているゲームソフトの上期新作について、それぞれの出荷本数を教えてください。
>A1:上期に計上された分だけで申し上げますと、
>「アニマルリゾート 動物園をつくろう!!(ニンテンドー3DS)」が約16,000 本、
>「NO MORE HEROES RED ZONE Edition(PS3)」が約66,000 本、
>「グランナイツヒストリー (PSP)」が約112,000 本、
>「閃乱カグラ -少女達の真影-(ニンテンドー3DS)」が約62,000 本です。
>また、各タイトルとも、10 月以降も継続してリピート受注を獲得しております。
上期に計上されたものなので9月末までの情報。カグラなどはいきなり売り切れたのでさらに伸びていると思われます。
上期7タイトルで30万本ということみたいなので、上4つで25.6万本を占め勇者30とかはそれ以下ってことかなー?
>Q4:現在制作中の「スーパークリエーターズ企画」について、どのようなプラットフォーム展開をお考えでしょうか。
>A4:「スーパークリエーターズ企画」では5 名のクリエーターの方々にご協力をいただいておりますが、
>ゲームの中身はもちろん、展開を想定しているプラットフォームもそれぞれ異なっております。
>本企画は海外での展開を強く意識していることもあり、今後の国内外の状況を鑑みながら、
>各作品に適したプラットフォームで供給を行っていきたいと考えております。
プラットフォームに関してはいろんな可能性があるらしくスマートフォン向けだけではない感じ??
2011/11/23 Post
・2012年3月期 第2四半期決算説明会(マーベラスAQL:PDF)
決算説明会動画及び質疑応答概要については11月中にアップということなのでまたその時にアップデートかけます。
第2四半期決算短信と重なってる部分も多いので注目点を上げていきます。
まず旧マーベラス側から。
図は5ページ目+8ページ目から抜粋。
四半期ごとの各セグメント数字が非常にわかりやすい。
・グランナイツヒストリーと閃乱カグラとNO MORE HEROES RED ZONE Editionが出た四半期は
約11億円の売り上げ(2012-2Q-売上高-デジタルコンテンツ)
・音楽映像事業の安定した営業利益・営業利益率。(逆に言えばその他は波が激しい)
・上記3本が出たコンシューマはで2億円近い営業利益。(2012-2Q-営業利益-コンシューマ)
・オンラインは1億円近い営業赤字。(2012-2Q-営業利益-オンライン)
剣と魔法のログレス立ち上げ費用だろうけど、ずっとオンラインの業績はよろしくない。
続いて旧AQインタラクティブ側。
図は15~18ページから抜粋。
左からネットワークコンテンツ、コンシューマゲーム、アミューズメント。
・ブラウザ三国志をはじめとするネットワークコンテンツが安定的に成長、営業利益を生み出す。
・コンシューマゲームは自社販売部門の開発中止で3億7300億円を計上し、直近は4億円の赤字。(2012-2Q-営業利益-コンシューマゲーム)
・ポケモンバトリオがメインのアミューズメントは規模が小さいながらも安定した収益。(2012-2Q-営業利益-アミューズメント)
で3社が合併すると
セグメント基準が変わっているので上記の数字とちょっと違うのですがこうなると。
オンライン:旧マーベラスのオンライン+旧AQインタラクティブのネットワークコンテンツ+旧ライブウェアのオンライン
コンシューマ:旧マーベラスと旧AQインタラクティブのコンシューマゲーム
音楽映像:旧マーベラスの音楽映像+旧マーベラスの舞台公演+旧マーベラスのアートランド+旧ライブウェアのデルファイサウンド
予想だけどたぶんこんな感じで分けられていると思う。
旧AQインタラクティブのオンラインが稼ぎ頭となり、全セグメント利益を出していくという感じですね。
■オンライン
・下期8タイトルリリース予定(PC:5タイトル・モバイル:3タイトル)
・スマートフォン来春リリース8タイトル準備中
・ブラウザ三国志後継タイトルの開発
■コンシューマ
・新規IPの確立
・注力タイトル「海王」の多面展開(!?)
・内製開発による自社IPの強化
・コンテンツのネットワーク対応、課金型事業の 確立による収益の拡大
・新規キッズアーケードの商品化
ブラウザ三国志NEXTはコンシューマタイトルみたいだけど、
オンラインとコンシューマの線引きってどこでするんだろう・・・。単純にプラットフォームかな。
■音楽映像
・「プリキュア」シリーズ、「ミュージカル『テニスの王子様』」シリーズ等、主力シリーズの収益力の更なる強化
・新たなマルチソース・マルチユース企画の推進
映像新作 : 「人類は衰退しました」等
舞台新作 : 舞台『弱虫ペダル』、 VISUALIVE『ペルソナ4』 ミュージカル『薄桜鬼』斎藤 一編等
「等」は太字でw
<勝手なヒトコト>
・動画と質問が出てみないとわからないけど資料だけだと既出のものばかりかなーと言った印象ですかね(当たり前か)
・海王の多面展開ってコンシューマとスマートフォンってことだと思うけど更に何かあったりする?
・新規キッズアーケードは何を持ってくるんだろうか・・・
<関連サイト>
・平成24年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)マーベラスAQL(7844)(Air-be blog)
・マーベラスAQL(7844)、平成24年3月期第2四半期と合併後の業績予想を発表(Air-be blog)
・平成24年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)マーベラスエンターテイメント(7844)(Air-be blog)
<Amazon>
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