KADOKAWA(9477)平成27年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
・平成27年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(KADOKAWA:PDF)
・株式会社KADOKAWA 2015年3月期第1四半期決算 説明会資料(KADOKAWA:PDF)
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 四半期純利益 | |
H25 Q1 | 400億2200万円 | 23億8400万円 | 27億1500万円 | 11億9800万円 |
H25 Q2 | 801億2500万円 | 37億9200万円 | 43億5700万円 | 16億0100万円 |
H25 Q3 | 1211億7000万円 | 55億1700万円 | 61億5500万円 | 30億0100万円 |
H25 Q4 | 1616億0200万円 | 79億5100万円 | 86億6100万円 | 50億4000万円 |
H26 Q1 (参考) | 357億7500万円 | 19億4100万円 | 23億1000万円 | 10億3100万円 |
H26 Q2 (参考) | 722億0300万円 | 28億1600万円 | 35億0100万円 | 37億8700万円 |
H26 Q3 (参考) | 1118億1900万円 | 45億6100万円 | 55億0800万円 | 73億6400万円 |
H26 Q3 (参考) | 1511億4800万円 | 61億6900万円 | 73億3700万円 | 75億9200万円 |
H27 Q1 (前期比) | 336億5800万円 (△5.9%) | △1億1100万円 (赤字) | 1億2500万円 (△94.6%) | △6億4000万円 (赤字) |
H27 Q4 (予想) | 開示せず | 開示せず | 開示せず | 開示せず |
△はマイナスや赤字を意味します。
(画像Ver.)
決算が悪いと文字をコピーできないPDFになるのはやめてほしいなぁ。
>(1)経営成績に関する説明
(略)
>書籍関連では、メディアミックス作品の展開や新規ジャンルの進出を積極的に進めていますが、
>ここ数年好調を持続している一般文庫やコミックスの売上高の減少や返品率の上昇により、収益性が低下しました。
>一方、当社コミック作品の底上げや次期主力作品の育成を進めるため、
>平成26年3月開始のWebコミックサービス「ComicWalker」は順調に立ち上がっており、
>デジタル時代に対応したコミックビジネスの確立を目指します。
(略)
>ネット・デジタル関連では、電子書籍において積極的な作品投入やキャンペーンの実施もあり「BOOK☆WALKER」や
>外部の電子書籍ストアでの売上が高い伸び率を示しており、引き続き成長戦略の柱として注力いたします。
>またゲーム事業では、平成26年5月に、家庭用ゲーム機向けハイエンドゲームの開発及び販売を主力事業とする
>(株)フロム・ソフトウェアの株式を取得し子会社化しました。(株)フロム・ソフトウェアと(株)角川ゲームスの
>両社は、企画、開発、販売における資源を相互活用し、
>成長が見込まれる海外市場や新しいゲームプラットフォームを見据えた事業展開等と推進します。
(略)
>各ジャンルにおける売上貢献作品は次のとおりであります。
著者略で。
>(単行本)
>「角川アニメ絵本 アナと雪の女王」、「艦隊これくしょん ー艦これー 艦娘型録」(角川書店)
>「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」(アスキー・メディアワークス)
>(文庫)
>「お文の影」、「心霊探偵八雲」、「万能鑑定士Qの謎解き」(角川書店)
>(ライトノベル)
>「ソードアート・オンライン」、「魔法科高校の劣等生」(アスキー・メディアワークス)
>「僕は友達が少ない」(メディアアファクトリー)
(コミックス)
>「カゲロウデイズ」(メディアアファクトリー)
>「文豪ストレイドッグス」(角川書店)
>「艦隊これくしょん ー艦これー アンソロジーコミック 横須賀鎮守府編」(エンターブレイン)
>(劇場映画)
>「サンブンノイチ」(角川書店)
>(DVD、Blu-ray)
>「ハンガー・ゲーム2」(角川書店)
>「のんのんびより」、「のうりん」(メディアアファクトリー)
(ゲーム)
>PSVita 「英雄伝説 碧の軌跡 Evolution」(キャラアニ)
>PS4、PS3、PSVita「NAtURAL DOCtRINE」、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん ー艦これー」(角川ゲームス)
決算説明会資料(KADOKAWA:PDF)より
■売上/営業利益増減要因(P5より)
・書籍関連
1Q:売上高 144億2600万円(▲13億2900万円:前年比91.5%)構成比42.8%
・雑誌/広告関連
1Q:売上高 77億6900万円(+3900万円:前年比100.5%)構成比23.1%
映像関連
1Q:売上高 58億4600万円(5500万円:前年比100.9%)構成比17.3%
・ネット・デジタル関連
1Q:売上高 51億6700万円(+5億3900万円:前年比111.6%)構成比15.3%
・海外関連
1Q:売上高 4億4800万円(▲14億2100万円:前年比24.0%)構成比1.33%
(海外子会社売却のため)
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売上高:
1Q:336億5800万円(▲21億1600万円:前年比94.1%)
営業利益:
1Q:▲1億1100万円(▲20億5300万円:前年比ー%)
営業利益率:
1Q:▲0.33%(前年比▲5.76pt)
2015年3月期 第1四半期トピックス
第1四半期 3ヶ月(2014年4月ー6月)関連書籍・ベスト10
第1位:「艦隊これくしょん -艦これ-」
第2位:「ソードアート・オンライン」
第3位:「カゲロウデイズ」
第4位:「魔法科高校の劣等生」
第5位:「万能鑑定士Q(特等添乗員α含)」
第6位:「アナと雪の女王」
第7位:「ノーゲーム・ノーライフ」
第8位:「ラブライブ!」
第9位:「精霊使いの剣舞」
第10位:「東京ESP」
■2015年3月期 累計(2014年4月ー2015年3月) シリーズ別・ベスト10(通期用で1Qだけでは意味なし)
(順位は4-6月累計、1Q~4Qは3ヶ月ごとの順位)
順位 | タイトル | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q |
第1位 | 「艦隊これくしょん -艦これ-」 | 1位 | |||
第2位 | 「ソードアート・オンライン」 | 2位 | |||
第3位 | 「カゲロウデイズ」 | 3位 | |||
第4位 | 「魔法科高校の劣等生」 | 4位 | |||
第5位 | 「万能鑑定士Q(特等添乗員α含)」 | 5位 | |||
第6位 | 「アナと雪の女王」 | 6位 | |||
第7位 | 「ノーゲーム・ノーライフ」 | 7位 | |||
第8位 | 「ラブライブ!」 | 8位 | |||
第9位 | 「精霊使いの剣舞」 | 9位 | |||
第10位 | 「東京ESP」 | 10位 |
■2014年4月-6月 ジャンル別ベスト5
(一部抜粋、省略部分はPDF6ページをご覧ください)
・一般書
第1位:「角川アニメ絵本アナと雪の女王」
第2位:「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」
第3位:「艦隊これくしょん -艦これ- 艦娘型録」
第4位:「ディズニーアナと雪の女王ビジュアルガイド」
・一般文庫
第1位:「お文の影」
・ライトノベル
第1位:「ソードアート・オンライン(14)アリシゼーション・ユナイティング」
第2位:「魔法科高校の劣等生(13)スティープルチェース編」
第3位:「僕は友達が少ない(10)」
第4位:「新約とある魔術の禁書目録(10)」
第5位:「ノーゲーム・ノーライフ6ゲーマー夫嫁は世界に挑んだそうです」
・コミックス
第1位:「カゲロウデイズ」
第2位:「文豪ストレイドッグス(4)」
第3位:「艦隊これくしょん -艦これ- アンソロジーコミック横須賀鎮守府編(5)」
第4位:「艦隊これくしょん -艦これ- 4コマコミック吹雪、がんばります!(2)」
第5位:「艦隊これくしょん -艦これ- 電撃コミックアンソロジー佐世保鎮守府編(3) 」
主な映像、ゲーム作品
・ハンガーゲーム2
・のんのんびより
・のうりん
・ログ・ホライズン
・デート・ア・ライブ 2期
・妖怪ウォッチ(レンタル)
(ゲームはどれもイマイチかなーと思ったので掲載せず)
今後の主な作品 2015年3月期 第2四半期の主な作品(一部抜粋、省略部分はPDF最終ページをご覧ください)
書籍
・波紋(第151回直木賞受賞)
アニメ
・ソードアート・オンラインⅡ Phontom Bullet
・魔法科高校の劣等生
・目玉焼きの黄身いつつぶす?
・東京ESP
・Love STAGE!!
・Fate kaleid liner プリズマ☆イリヤ2wei!
・精霊使いの剣舞
映画
・ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow
・劇場版零~ゼロ~
・鬼灯さん家のアネキ
ゲーム
・デモンゲイズGlobal Edition
・ラブライブ! School idol paradise Vol.1 Printemps / Vol.2 BiBi/Vol.3 lily white
第3四半期の主な作品
書籍
・新世紀エヴァンゲリオン(14)
・ログ・ホライズン第2シリーズ
アニメ
・棺姫のチャイカ第2期
・甘城ブリリアントパーク
・デンキ街の本屋さん
・オレん家のフロ事情
<勝手なヒトコト>
・書籍販売の低下と、ラノベの伸びが鈍化する中、ヒット作が出てないKADOKAWAにはつらい決算となりました。
・10月1日でドワンゴと合併するので、KADOKAWAとしては次の決算短信で最後となりますでしょうか。
次の決算短信が出る11月の前に合併なので、参考として開示されるだけになる感じだと思うのですが。
ドワンゴと合併したら作業量増えそうなので、決算記事どうしましょうか。
・作品別では、艦これに存在感が。KADOKAWAお得意の横展開がめちゃくちゃ展開されている感じ。
アニメは2015年1月からみたいなので、ラブライブ!では失敗しましたが、ゲームがアニメと同時に出せる感じだと
いいんですけど、KADOKAWAには延期癖や製品の出来がイマイチだったりするのが多いので
期待せずに待ってる感じでいいんじゃないでしょうか。せっかくのチャンスをいかせるのかなぁ。
・作品別8位には「ラブライブ!」も。ラブライブ!好きな人、好きになった人、
ぜひ「School idol diary」シリーズをおすすめしたいです。各キャラの深いところまで描いてありますので。
そんなに安いとも言えないので、まずはお気に入りのキャラクターからでも。
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