マーベラスAQL(7844)平成26年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)


2013/08/14 Update

2014年3月期 第1四半期決算説明動画(マーベラスAQL:音出ます)

2014年3月期 第1四半期決算説明資料(マーベラスAQL:PDF)

FACTBOOK(2014年3月期 第1四半期)(マーベラスAQL:PDF)

四半期決算説明会の開催はないのですが、web上での決算説明の動画と資料が追加されました。

また修正された数字について過去にポストした数字を修正しています。

四半期報告書 ‐ 第17期 第1四半期(平成25年4月1日 ‐ 平成25年6月30日)(マーベラスAQL:PDF)

 

動画より

08:15~ (ソーシャルゲーム)スペインとの会社とは4タイトル開発(時期未定)

10:15~ (コンシューマゲーム)自社販売の新作国内リリースは2Qはない、3Q以降のタイトル開発を行っていく

11:05~ (音楽映像)「AURA」 堅調な観客動員、「俺ガイル」 パッケージ好調

 

表の見方

2013/05/13時点予想→2013/08/14時点予想

例:上期(1Q+2Q) 売上高:35億円→42億円(+7億円)、営業利益:3億5000万円→2億6000万円(▲0.9億円)(予想)

 

<オンライン事業>

1Q 売上高:19億4400万円(前年同期比:+24.2%)、営業利益:1億8100万円(前年同期比:▲40.7%)

上期(1Q+2Q) 売上高:35億円→42億円(+7億円)、営業利益:3億5000万円→2億6000万円(▲0.9億円)(予想)

下期(3Q+4Q) 売上高:63億円→51億円(▲12億円)、営業利益:14億6000万円→11億1000万円(▲3.5億円)(予想)

通期(1Q~4Q) 売上高:98億円→93億円(▲5億円)、営業利益:18億1000万円→13億7000万円(▲4.4億円)(予想)

売上高・営業利益とも昨年に引き続き下方修正。

 

<コンシューマ事業>

1Q 売上高:16億7700万円(前年同期比:+154.8%)、営業利益:7億3900万円(前年同期:1100万円)

上期(1Q+2Q) 売上高:28億円→36億円(+8億円)、営業利益:7億円→11億2000万円(+4.2億円)(予想)

下期(3Q+4Q) 売上高:38億円→35億円(▲3億円)、営業利益:7億2000万円→7億2000万円(+0)(予想)

通期(1Q~4Q) 売上高:66億円→71億円(+5億円)、営業利益:14億2000万円→18億4000万円(+4.2億円)(予想)

売上高・営業利益とも上方修正だが、下期は売上高下方修正。

 

<音楽映像事業>

1Q 売上高:7億8800万円(前年同期比:▲0.6%)、営業利益:1億8300万円(前年同期比:▲10.4%)

上期(1Q+2Q) 売上高:17億円→18億円(+1億円)、営業利益:3億4000万円→3億円(▲0.4億円)(予想)

下期(3Q+4Q) 売上高:19億円→18億円(▲1億円)、営業利益:3億7000万円→4億1000万円(+0.4億円)(予想)

通期(1Q~4Q) 売上高:36億円→36億円(+0)、営業利益:7億1000万円→7億1000万円(+0)(予想)

通期変わらずだけどちょこちょこ数字調整。

 

 

2013/08/07 Post

平成26年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) (マーベラスAQL:PDF)

業績予想の修正に関するお知らせ(マーベラスAQL:PDF)

中間上方修正。通期据え置き。

 

>当第2四半期連結累計期間につきましては、コンシューマ事業において、

>PS VITA向けゲームソフト「ヴァルハラナイツ3」が順調な販売となっており、

>前期に発売いたしました PS VITA 向けゲームソフト「閃乱カグラ SHINOVI VERSUS-少女達の証明-」や

>「朧村正」等のリピート販売も好調に推移しております。

>また、アミューズメント分野の「ポケモントレッタ」につきましても、引き続き好調に推移していること等から、

>売上・利益ともに増加を見込んでおります。

>一方、オンライン事業では、新規タイトルのリリースによる初期費用が増大したことに加え、

>海外におけるオンラインゲーム部門の本格的始動よる費用計上等があり、

>売上については増加を見込むものの、利益面では減少を見込んでおります。

>これらの結果、上記のとおり業績予想を修正することにいたしました。
>なお、通期の連結業績予想につきましては、下半期の不透明な情勢を踏まえ、前回予想を据え置くことといたします。

 

  売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
H25 Q1
(2012/08/09)
30億1600万円 2億7800万円 2億5900万円 1億4900万円
H26 Q1
(2013/08/07

(前期比)
44億1000万円
(+46.2%)
8億4900万円
(205.3%)
8億7600万円
(237.3%)
5億3100万円
(254.7%)
H26 Q2
(2013/05/10)
80億円 8億5000万円 8億4500万円 5億円
H26 Q2
(2013/08/07)
(前回予想比)
96億円
(+16億円)
(+20.0%)
11億1000万円
(+2億6000万円)
(+30.6%)
11億1000万円
(+2億6500万円)
(+31.4%)
6億7000万円
(+1億7000万円)
(+34.0%)
H26 Q4
(2013/05/10)
200億円 29億円 28億9000万円 17億7000万円

 

リンク先はリリースPDF。

 

画像Ver.

 

maqlh26q1

maqlh26q1_2

 

>経営成績に関する説明
>当第1四半期におけるエンターテイメント業界は、ソーシャルゲームの市場規模が成長を続けており、

>成長率自体は鈍化するものの、今後も安定した市場拡大が見込まれております。

>また、スマートフォンやタブレット向けのゲームアプリ市場も急成長しており、

>ビジネスモデルやユーザー層の変化・拡大が進んでおります。

>一方、家庭用ゲーム市場におきましては、依然厳しい市場環境にありますが、

>新型ハードの登場等で持ち直しが期待されております。

>音楽・映像分野では、引き続きシングルCD市場の活況やブルーレイ市場の継続成長等が見られました。

>このような状況下、当社グループは、多彩なエンターテイメントコンテンツをあらゆる事業領域において

>様々なデバイス向けに展開する「マルチコンテンツ・マルチユース・マルチデバイス」戦略を基軸とした

>総合エンターテイメント企業として、強力なIPを中核とした

>ブランディング戦略・アライアンス戦略・グローバル戦略を積極的に推進し、

>話題性の高いコンテンツの提供とサービスの強化に取り組んでまいりました。
>この結果、当第1四半期連結累計期間(平成25年4月1日~平成25年6月30日)の業績は、

>売上高4,410百万円(前年同期比46.2%増)、営業利益849百万円(前年同期比205.3%増)、

>経常利益876百万円(前年同期比237.3%増)、四半期純利益531百万円(前年同期比254.7%増)となりました。

 

 

<オンライン事業>

1Q 売上高:19億4400万円(前年同期比:+24.2%)、営業利益:1億8100万円(前年同期比:▲40.7%)

上期(1Q+2Q) 売上高:35億円→42億円(+7億円)、営業利益:3億5000万円→2億6000万円(▲0.9億円)(予想)

下期(3Q+4Q) 売上高:63億円→51億円(▲12億円)、営業利益:14億6000万円→11億1000万円(▲3.5億円)(予想)

通期(1Q~4Q) 売上高:98億円→93億円(▲5億円)、営業利益:18億1000万円→13億7000万円(▲4.4億円)(予想)

 

・PCブラウザゲームにおきましては、「ブラウザ三国志」、「ブラウザプロ野球NEXT」、

「剣と魔法のログレス」等の既存主力タイトルが順調に推移した

・平成25年6月より、三国志の世界を舞台としたストラテジー・シミュレーションゲーム

「ブラウザキングダムライジング」の正式サービスを開始

・モバイルゲームにおきましては、「一騎当千バーストファイト」、「閃乱カグラNewWave」が前期から引き続き好調
な推移

・平成25年4月にはiOS向け新感覚コインRPG「コインサーガ」の配信を開始
・海外事業展開におきましては、平成25年5月より、人気スポーツエンターテイメント番組「SASUKE」の

アメリカ版をモチーフとした「Ninja Warrior Game」を、平成25年6月より、アクションアドベンチャーRPG
「Cross Horizon」をAndroid及びiOS向けに、それぞれ北米で配信を開始

 

<コンシューマ事業>

1Q 売上高:16億7700万円(前年同期比:+154.8%)、営業利益:7億3900万円(前年同期:1100万円)

上期(1Q+2Q) 売上高:28億円→36億円(+8億円)、営業利益:7億円→11億2000万円(+4.2億円)(予想)

下期(3Q+4Q) 売上高:38億円→35億円(▲3億円)、営業利益:7億2000万円→7億2000万円(+0)(予想)

通期(1Q~4Q) 売上高:66億円→71億円(+5億円)、営業利益:14億2000万円→18億4000万円(+4.2億円)(予想)

 

・自社販売部門におきましては、平成25年5月に発売の「ヴァルハラナイツ3(PS Vita)」が順調な販売を記録

・前期発売の「閃乱カグラSHINOVI VERSUS-少女達の証明-(PS Vita)」、「朧村正(PS Vita)」等のリピート受注が大変好調に推移

・海外事業につきましても、平成25年4月に米国子会社のMarvelous USA, Inc.にてパブリッシングを行った「Pandora’s Tower(Wii)」の販売も順調に推移
・アミューズメント部門につきましては、キッズアミューズメント筐体の「ポケモントレッタ」が平成24年7月
の稼働開始以来、好調を継続中であり、当事業の収益に大きく貢献

 

<音楽映像事業>

1Q 売上高:7億8800万円(前年同期比:▲0.6%)、営業利益:1億8300万円(前年同期比:▲10.4%)

上期(1Q+2Q) 売上高:17億円→18億円(+1億円)、営業利益:3億4000万円→3億円(▲0.4億円)(予想)

下期(3Q+4Q) 売上高:19億円→18億円(▲1億円)、営業利益:3億7000万円→4億1000万円(+0.4億円)(予想)

通期(1Q~4Q) 売上高:36億円→36億円(+0)、営業利益:7億1000万円→7億1000万円(+0)(予想)

 

・音楽映像制作部門におきましては、プリキュアシリーズの新作TVアニメ「ドキドキ!プリキュア」や

当社主幹事作品のTVアニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の放送開始及び映像商品化を行いまし

・ステージ制作部門におきましては、「ミュージカル『テニスの王子様』」において合計51公演分の実績を計上
したほか、新たに関連DVDを2作品発売し、旧作リピートと合わせて受注が堅調に推移

 

※各セグメント利益の値は2013年3月期決算説明会資料 P18(マーベラスAQL:PDF)から

ただしここではセグメント利益と書いてある。

経営近況報告会の資料 P16、P18、P20(マーベラスAQL:PDF)の

営業利益と上記の決算説明資料のセグメント利益の値が一致しているために表記を営業利益で統一。

ここから全社費用(H26 Q1の場合 全社費用は▲2億5500万円)がマイナスされ全体の営業利益が算出されます。

 

>(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
>業績予想につきましては、コンシューマ事業において、

>前期発売のパッケージソフトのリピート受注が当初計画を上回り推移していることを主因として、

>第2四半期連結累計期間の業績予想を修正いたしました。

>なお、通期の業績予想につきましては、下半期の不透明な情勢を踏まえ、前回予想を据え置いております。

(略)

 

財務諸表より

為替差益:2267万円

持分法による投資損失:0円

 

<やはりマーベラスの音楽映像広報Mはまちがっている。と思うbelieve氏はこう見る>

ーーコンシューマ好調、前期の流れ継続ですね。

オンラインが仕込み時期で、コンシューマで稼ぐ方式は変わらずという形だ。

みんながスマートフォンに行く中、マーベラスが選んでいたのはPS Vita。

これが思いの外ブルーオーシャンで、ソフトの供給タイミングがばっちりで、先行者利益を得られた形となっている。

もちろんオンライン、スマホ、ネイティブの流れだが、マーベラスクラスでこの利益は非常に大きい。

株式市場的にはオンラインで稼いだほうが評価が高いが、

この規模でこの利益率、同じ利益ならコンシューマでもいいじゃないと個人的には感じている。

スマートフォンの競争が激化している中、着実にコンシューマで稼ぐ形の方が安定はしていると思っている。

もちろんその間にオンラインで1本でも中ヒットくらいが出ればシナリオは完璧なのだが。

 

ーーいよいよポケモントレッタラボが発売されますが

定価3800円で、いろいろな会社が絡んでいるので、利益率は高くないと思われるが、

前回の発表時点で社長が20万本くらいは売れそうという話と、供給が追いついていない雰囲気があるので、

もうちょっと上積みが出来そう。そうなれば、アーケードの方にも好影響があるといいなぁ。目指せ、アイカツ!

 

ーーまさかのダークホース俺ガイルが好調です

後半にかけて評価が上がっていくアニメは、そのタイミングでBlu-ray/DVDが発売され受注段階では

考えられないような数が出てずいぶんで品切れを起こしていたようだ。

原作の問題ですぐに2期というのは難しそうであるが、本当自社IPヒットは5年ぶりとかもっとな気がするので泣いてる。

逆に一時的かもしれないが、プリキュアはちょっと勢いが落ちているような感じもするので懸念材料かもしれない。

 

ーーこれからの期待作品は?

みんなが忘れきっている「海王」・・・という冗談は置いておいて(楽しみにしているが)、

オンラインだと「剣と魔法のログレス」のスマホ版や(マーベラス関わってないかもしれないが)

「ハイスクールD×D」などが期待作品となりそうか。個人的には「コインサーガ」も頑張ってほしい。

コンシューマでは海外向けに3DSの「閃乱カグラ」が発表されどういう反応と売上が出るか楽しみだ。

「Pandora’s Tower(Wii)」が順調レベルなのであれば、海外での「Killer is Dead」での売上も貢献するかもしれない。

音楽映像では「俺ガイル」効果がどれくらい出るのか出ないのかを見つつ、まったりでいいのではないではないか。

 

<Amazon>

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  • コメント (2)
    • silbee
    • 2013年 8月8日 12:13am

    やはり広報Mはまちがっていますよねぇ…ここで出るとは思わなかったw
    マーベラスはブラックではないので自発的に卒業して欲しいのですが
    気付かずに(気付かないふりで)最後までそ知らぬ顔でいそうです

    それはそうといつも決算サプライズ成分が不足気味のマーベラスが
    株主の密かな願いを叶えるとは…マーベラス!
    期末まで常に期待を持続させるような感じで行って欲しいかな

    オンライン注力も重要ですがコンシューマの存在感を改めて感じますね
    せっかくここまで立て直したのだからこっちもしっかりやらないと
    もったいない気が(今期のコンシューマの空白には寂しさを感じますね)
    まぁオンラインでもう少し結果が出てくればそれはそれでいいんでしょうが

    • believe
    • 2013年 8月9日 12:23am

    やはり広報Mはこのタイミングですよねw

    リピート好調なのは読めていたので、上には行くかなとは思ってましたけどね。
    牧場もルーンファクトリーもまだまだ売れていましてよ。
    任天堂みたいなソフトの売れ方してるので値下げせずとも売れてる感じで。
    8日の反応見てるとそう思ってる人が多くなかったみたいですけど。
    社長が訊くポケモントレッタラボがあると思ってたんですけど現時点ではないっすねぇ。

    そんなオンラインもいろいろとタイトルが出てきた・出てくる感じで。
    コンシューマは新しいことに挑戦しつつ、売れた作品については続編もリリースという形で
    固くていいと思いますけどね。昔のように乱発して利益下がるよりは着実なやつで。
    乱発するのは何がひっかかるかわからないオンラインの方で。