平成24年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 角川グループホールディングス(9477)


平成24年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(角川グループホールディングス:PDF)

 

  売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益

H24 Q1
(当期:実績)

351億7100万円 29億1600万円 31億1200万円 25億1800万円
H24 Q2
(当期:実績)
679億0600万円 34億5300万円 34億3100万円 28億7800万円
H23 Q3
(前期:実績)
1044億0100万円 53億8300万円 59億8700万円 1200万円

H24 Q3
(今回発表)

(前年比(%))

1075億5100万円
(+3.0%)
55億2500万円
(+2.6%)
59億2600万円
(△1.0%)
35億0300万円

H24 Q4(予想)
(前年比(%))

1420億円
(+1.4%)
85億円
(+9.1%)
88億円
(+2.7%)
65億円
(+2.1%)

 

(画像ver.)

kadokawa2012q3

 

>1.当四半期決算に関する定性的情報

>(1)連結経営成績に関する定性的情報

(略)

>書籍関連においては、ライトノベルやコミックスが好調に推移し、

>また、文芸書、実用書でも継続的にヒット作品を生み出しております。
>一方、雑誌・広告関連においては、東日本大震災以降続く市場環境の悪化が好転せず、

>販売、広告収入ともに厳しい状況が続いております。

 

>映像関連においては、

>Blu-ray市場の伸張もありアニメ作品を中心にパッケージビジネスは順調に推移しましたが、

>シネコン事業においては震災以降、観客動員が伸びず厳しい状況が続いております。

 

>ネット・デジタル関連においては、ゲームソフト、eコマース事業が順調に推移し、

>電子書籍については「BOOK☆WALKER」をニコニコ動画やGREEと連携させ、

>人気タイトルや新レーベルの投入などでユーザー数と販売数を伸ばしております。

 

>海外関連においては、台湾、香港での現地法人による事業は順調に推移し、

>中国での出版事業も着実にその実績を重ね、平成22年10月の刊行開始以降、総刊行点数は100点を超えました。

 

>この結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、

>売上高1,075億51百万円(前年同期比3.0%増)、営業利益55億25百万円(同2.6%増)、

>経常利益59億26百万円(同1.0%減)、四半期純利益35億3百万円(前年同期は四半期純利益12百万円)となりました。
>なお、セグメント情報との関連は、単一セグメントであるため記載を省略しております。

 

>各ジャンルにおける売上貢献作品は次のとおりであります。
>(単行本)
>「ジェノサイド」高野和明(角川書店)
>「9割がバイトでも最高の感動が生まれるディズニーのホスピタリティー」福島文二郎(中経出版)
>「世界一かんたん定番年賀状 2012」(アスキー・メディアワークス)

 

>(文庫)
>「ビブリア古書堂の事件手帖」三上 延(アスキー・メディアワークス)
>「心霊探偵八雲」神永 学(角川書店)

 

>(ライトノベル)
>「新約とある魔術の禁書目録」鎌池和馬(アスキー・メディアワークス)
>「バカとテストと召喚獣」井上堅二(エンターブレイン)

 

>(コミックス)
>「テルマエ・ロマエ」ヤマザキマリ(エンターブレイン)
>「よつばと!」あずま きよひこ、「とある科学の超電磁砲」鎌池和馬 冬川基(アスキー・メディアワークス)

 

>(DVD、Blu-ray)
>「漫才ギャング」(角川書店)
>「Steins;Gate」(角川書店、メディアファクトリー)

 

>(ゲーム)
>DS「メタルマックス2」(エンターブレイン)
>PSP「とある科学の超電磁砲」(アスキー・メディアワークス)

 

(略)

 

>(3)連結業績予想に関する定性的情報
>第3四半期に買収したメディアファクトリーも加わり、ライトノベル、

>コミックスのメディアミックス作品を中心とした書籍販売を始め、映像パッケージソフト、

>SNS向けゲームソフト等の販売を伸長してまいります。

>通期の連結業績予想につきましては、平成23年4月28日に公表した業績予想からの修正はありません。

 

<勝手なヒトコト>

・業績に関しては伸びこそないものの安定して利益は出ている感じ。

通期の予想に届くか微妙な数字ではあるのだけど、角川の場合期末補正がかかりますからねぇ。

(株式損失が思ったほど出なければだけど)

・メディアファクトリー(MF)買収後初決算。

MF買収効果はわからないけど、いろんなIPを持っている会社なので角川グループとの連携が進むでしょう。

シュタゲ周りを買っている感じはあるw(ドワンゴ=MAGES.も含めて)たぶん偶然。

・売上貢献作品に「ビブリア古書堂の事件手帖」初登場。(たぶん:去年あったかな・・・)

100万部売れたよリリースまで水面下にいたのが怖い。

・後は実写映画が微妙な感じがなんとも。アニメ映画については小作品だけど安定している感じはあるんですけど。

アニメBlu-ray/DVDについては、MFの方が中ヒット作品を作ってるなぁという感じはある。

 

<関連サイト>

平成24年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 角川グループホールディングス(9477)(Air-be blog)

平成24年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 角川グループホールディングス(9477)(Air-be blog)

 

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